終了
ジャン・プルーヴェ展 椅子から建築まで
90年代以降再評価が高まり、国内外で高い人気を誇るジャン・プルーヴェ(1901-1984)の大規模な展覧会を開催します。
1901年、パリに生まれたプルーヴェは、画家の父と音楽家の母のもと、産業と芸術の融合を図ったアール・ヌーヴォーの一派であるナンシー派の影響下で、金属工芸家としてキャリアを出発させました。1923年に初めて自身の工房を開き、その後ル・コルビュジエ、シャルロット・ぺリアンらとの数々の共同作業を行いながら、家具から建築へと仕事を拡大していきます。
アルミニウムやスチールといった新たな建築素材を探求するとともに、解体・持ち運び可能な椅子やプレファブ建築などの新技術を開発したプルーヴェの仕事は、デザイン、工芸、建築などひとつの分野に収まることなく、ジャン・ヌーヴェルやレンゾ・ピアノをはじめ、20世紀の建築・工業デザインの分野に大きな影響を与えました。
本展覧会は、現存するオリジナル家具およそ100点、ドローイング、資料の展示に加え、移送可能な建築物の屋外展示を通じて、プルーヴェの仕事を網羅的に紹介します。
Event Information
- 展覧会名
- ジャン・プルーヴェ展 椅子から建築まで
- 開催期間
- 2022年7月16日~10月16日 終了しました
- 開館時間
-
10:00~18:00
展示室入場は閉館の30分前まで
- 休館日
-
月曜日 (7月18日、9月19日、10月10日は開館)
7月19日, 9月20日, 10月11日
- 入館料
一般2,000円、大学生・専門学校生・65足以上1,300円、中高生800円、小学生以下無料
学生無料デー
8月30日~9月2日の4日間、中高生・専門学校生・大学生は「ジャン・プルーヴェ展」が無料になります(チケットカウンターで学生証の提示が必要です)。
- お問い合わせ
Venue Information
- 主催
- 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館、公益財団法人現代芸術振興財団
- 同時期開催情報
東京都現代美術館(清澄白河)で開催の本展と同時期に、東京都美術館(上野)では「フィン・ユールとデンマークの椅子」展も開催されます。
※展覧会情報はこちら