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『せんめんじょできっちんで』展
ザ・キャビンカンパニーは、阿部健太朗と吉岡紗希による⼆⼈組の絵本作家で美術家です。⼤分県由布市の廃校をアトリエにして、絵本、⽴体造形、アニメーションなど多様な作品を作っています。『がっこうにまにあわない』(あかね書房)や『ゆうやけにとけていく』(⼩学館)など40冊を超す絵本を出してきたほか、2024〜2025年には「童堂賛歌」展が全国巡回し、「瀬⼾内国際芸術祭2025」にも参加しています。
絵本『せんめんじょできっちんで』は、昨年夏に東京・⽴川のPLAY! MUSEUMで開かれた「オバケ?」展(9⽉13⽇から新潟県⽴近代美術館で開催)をきっかけに⽣まれました。詩⼈のウチダゴウが不思議なオバケの存在を⽇常⾵景の詩につづり、ザ・キャビンカンパニーが詩からインスピレーションを得て「きみとぼく」の物語を描き出し、あたらしいオバケの絵本が誕⽣しました。
この展覧会では、『せんめんじょできっちんで』のために描かれた原画を全点(表紙を除く)⾒ることができます。ピンクやブルー、⾦⾊が印象的な絵は、みずみずしく、美しく、そしてあやしく輝いています。絵本とはまた違う、原画がもつパワフルな⽣命⼒をお楽しみください。
ちなみに、表紙の原画はオバケ?展で巡回展⽰中です。会場には、ザ・キャビンカンパニーの絵本も設置し、創作世界にたっぷりと触れることができます。本やグッズの販売、会期中はイベントも予定しています。
Event Information
- 展覧会名
- 『せんめんじょできっちんで』展
- 開催期間
- 2025年9月5日~9月15日
- 開館時間
- 11:00~17:00
- 入館料
無料