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ハンドバッグ展 愛と歴史と小話と
ハンドバッグは、古来「運ぶ」という行為に寄り添ってきた鞄と異なり、多くの場合が個人の所有物であり、その中には持ち主だけが知る秘密や物語が潜んでいます。その親密さこそが、ハンドバッグの最大の魅力です。
「ハンドバッグ」という言葉が生まれたのは、鉄と蒸気の時代と呼ばれる 19 世紀。女性の外出機会の増加とともに、オペラ観劇専用のバッグ、手に持ったまま踊れるクラッチバッグ、化粧品を収めたバニティーバッグなど、多様な形が次々と生まれました。ハンドバッグが「女性のもの」と言われるゆえんです。
本展では、19 世紀から 20 世紀中頃までの女性用ハンドバッグを中心に、その変遷と魅力をご紹介いたします。19 世紀のメタルビーズバッグ、アールデコ期の化粧品専用バッグ、第二次世界大戦によって登場した合成樹脂バッグなど、時代を映す個性豊かな作品をご覧いただけます。
女性の自立とともに必需品が増え、ハンドバッグは機能美と装飾美を併せ持つアクセサリーとして現代へと受け継がれてきました。本展を通じて、愛され続けるハンドバッグの奥深い世界をお楽しみください。
Event Information
- 展覧会名
- ハンドバッグ展 愛と歴史と小話と
- 開催期間
- 2025年9月2日~12月21日
- 開館時間
-
10:00~17:00
※入館は閉館の30分前まで
- 休館日
-
月曜日
第4・5日曜日(9/28、10/26、11/23、11/30)
※12/22(月)~1/12(月)は冬期整備休館となります。
- 入館料
一般 1000 円/学生(小学生以上)600 円/障害者手帳をお持ちの方と付添の方1名まで 600 円
Venue Information
- 会場
- アクセサリーミュージアム