これから開催

【特別展】LOVE いとおしい…っ!

-鏑木清方の恋もよう、奥村土牛のどうぶつ愛-

池田輝方《お夏狂乱》1914(大正3)年 絹本・彩色
福富太郎コレクション資料室

北野恒富《道行》1913(大正2)年頃 絹本・彩色
福富太郎コレクション資料室

小林古径《清姫》のうち「寝所」 1930(昭和5)年 紙本・彩色
山種美術館

奥村土牛《浄心》1957(昭和32)年 紙本・彩色
山種美術館

小倉遊亀《憶昔》1968(昭和43)年 紙本銀地・彩色
山種美術館

私たちの身の回りには、さまざまな愛の形があります。恋人同士の燃え上がるような愛、親子や夫婦など家族への愛、生まれ育った故郷への愛、身近な動物への慈しみの愛。また、最近よく耳にする「推し活」も、一つの愛の形といえるでしょう。この冬、山種美術館ではLOVEをテーマにした日本の近代・現代絵画を中心に取り上げ、紹介する特別展を開催します。

芸術のモティーフになった愛といえば、一番に思い浮かぶのが恋愛です。鏑木清方は近松門左衛門作の浄瑠璃本『冥土の飛脚』に取材し、名品《薄雪》(福富太郎コレクション資料室)で、悲恋の物語を格調高く表しました。また、家族愛の視点では、愛娘の初節句を祝い描かれた速水御舟《桃花》をはじめ、親子の愛情にあふれる優品が注目されます。

郷土愛の感じられる作品では、川﨑小虎が故郷を夢見る子どもの姿を《ふるさとの夢》に表しました。さらに、「目が楽しいから生きものを描くのが好き」と述べた奥村土牛の《兎》など、画家ならではの動物愛が表現された作品も数多くご紹介します。

冬はクリスマスやお正月、バレンタインデーなどで、親しい人、大切な存在に接する機会もあることでしょう。一年で最も愛が身近となるこの季節に、画家たちが多彩に描いたLOVEの名品をお楽しみください。

Event Information

展覧会名
【特別展】LOVE いとおしい…っ!
-鏑木清方の恋もよう、奥村土牛のどうぶつ愛-
開催期間
2025年12月6日~2026年2月15日
開館時間
10:00~17:00
(入館は16:30まで)
※今後の状況により会期・開館時間等は変更する場合があります。最新情報は山種美術館公式サイトでご確認ください。
休館日
月曜日 (ただし、1月12日は開館)、1月13日
年末年始:12月29日~1月2日
入館料

一般1400円(1200円)、冬の学割 大学生・高校生500円、中学生以下無料(付添者の同伴が必要です)
障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)一般1200円(1000円)
※( )内は前売料金
【きもの特典】
きものでご来館のお客様は、一般200円引きの料金となります。
※複数の割引・特典の併用はできません。

公式サイト
https://www.yamatane-museum.jp/
お問い合わせ

050-5541-8600 (ハローダイヤル)

Venue Information

会場
山種美術館
主催
山種美術館、朝日新聞社

Ticket Present

本展のチケットを「5組10名様」にプレゼント!
〆切は2025年12月7日まで。
※当選は発送をもって代えさせていただきます。