これから開催

ピカソ・ミロ・バルセロのセラミックーカタルーニャへの愛ー

ミケル・バルセロ、古谷和也《信楽の自画像》2022年、個人蔵

ミケル・バルセロ、古谷和也《頭の皮》2023年、個人蔵

ミケル・バルセロ、古谷和也《死者の舞》2023年、個人蔵

カタルーニャは地中海に接するスペイン北東部に位置する自治州で、スペイン内戦における独裁政権下、さまざまな文化を弾圧される厳しい状況にあっても自治を希求し続けた歴史を持つ土地です。

パブロ・ピカソは、その青春時代の一時期をカタルーニャの州都バルセロナで過ごし、スペイン内戦を経て自発的亡命者となったのちも、第二の故郷とも言えるカタルーニャへの協力を惜しみませんでした。ピカソの後を追うようにしてバルセロナからパリへ出たジュアン・ミロもまた、カタルーニャのモンロッチが自らの創作の源泉であり原風景であると語っています。そして、マジョルカ島フェラニチ出身のミケル・バルセロと、人生の後半を同島のパルマ・デ・マジョルカで過ごしたミロとは文化や風景を深く共有しています。加えて、ピカソとミロはバルセロにとって敬愛すべき同郷の先達であり続けています。セラミックという同じプラットフォームにあって、まったく異なる三者の表現は、それぞれのカタルーニャへの愛という共通項によって結びついています。

また、本展覧会では、ミケル・バルセロが信楽の陶芸家である古谷和也(ふるたに かずや)とともに制作したセラミック作品を国内の美術館にて初公開いたします。スペイン 20世紀を代表するピカソ、ミロ、そしてその次世代を担うバルセロという彩りゆたかな三巨匠によるセラミックの表現をお楽しみください。

Event Information

展覧会名
ピカソ・ミロ・バルセロのセラミックーカタルーニャへの愛ー
開催期間
2026年2月10日~12月20日
開館時間
10:00~17:00
(入館は閉館の30分前まで)
休館日
月曜日 (ただし月曜が祝日の場合は翌平日)
入館料

一般1,400円、学生1,000円、高校生以下無料
※学生の方は学生証等の在籍が確認できるものをご提示ください。
※障がい者手帳をご提示の場合、ご本人と付き添いの方1名は無料。
※団体割引をご希望の方は、条件をご確認ください。
※お得に入館できる情報は公式サイトでご確認ください。

公式サイト
https://yokumokumuseum.com/5009/
お問い合わせ

03-3486-8000

Venue Information

会場
ヨックモックミュージアム
主催
ヨックモックミュージアム