これから開催
生誕110年 工藤甲人展
北の大地といのちの詩(うた)
工藤甲人(くどうこうじん)は青森県弘前市に生まれ、1935年に上京して川端画学校日本画科に入学し画家としての道を歩み始めます。その後、福田豊四郎に師事し、造形的にも新しい傾向を持つ日本画制作を試みますが、召集されたことで制作が中断。しかし、戦前に萌芽した造形的な実験は、戦後の制作へとつながっていきました。1950年、日本画の変革を目指した創造美術展で初入選を果たすと、以降、新制作協会日本画部、創画会の中心的な画家として、郷里の自然を題材に新しい日本画の創造に邁進しました。
北国の厳しい自然に耐え、春の訪れに歓喜する動植物の生命の輝きに感応する画家の心性と、その内面に醸成された詩情とが混然一体となり、幻想的な光景が画面に立ち現れてきます。夢幻の世界と現実の世界の混交、造形と情感の調和した独自の画境は、戦後の日本画壇に新生面を切り拓きました。
本展では、初期から晩年までの代表作、小下図、画材など86点と、関連作家の作品7点の計93点により、およそ70年にわたる画業を回顧いたします。特筆すべきは、序章として戦前に工藤甲人とともに活動していた新美術人協会の作家たちの作品を紹介することです。
工藤甲人の最初期にあたる戦前の作品は失われてしまいましたが、その作品写真のほか、同じ新美術人協会で活動していた福田豊四郎、吉岡堅二、堀文子、酒井亜人ら、当時の新しい傾向を持つ日本画を展示することで、戦前から戦後にかけての造形的な連続性を示しつつ、甲人が制作において目指したものを浮かび上がらせます。
美術館での回顧展としては2007年に画家の郷里である青森県で開催されて以来19年振り、神奈川県内では1991年に平塚市美術館で開催して以来35年振りとなる本格的な展覧会です。
Event Information
- 展覧会名
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生誕110年 工藤甲人展
北の大地といのちの詩(うた)
- 開催期間
- 2026年9月19日~11月23日
- 開館時間
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09:30~17:00
(入場は16:30まで)
- 休館日
-
月曜日 (ただし9月21日、10月12日、11月23日は開館)、9月24日、10月13日
- 入館料
一般1000(800)円、高大生500(400)円、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※毎週土曜日は高校生無料
※各種障がい者手帳の交付を受けた方と付添1名は無料
※65歳以上で平塚市民の方は無料、市外在住の方は団体料金(年齢・住所を確認できるものをご提示ください)
- お問い合わせ
Venue Information
- 会場
- 平塚市美術館
- 主催
- 平塚市美術館
- 関連イベント①
■講演会「工藤甲人 夢と覚醒のはざまに」(申込不要、先着順)
開催日:10月4日(日)
時間:13:30~15:00(開場 13:00)
講師:菅野晶氏(青森県立美術館美術統括監)
会場:ミュージアムホール
定員:100名
参加費:無料
- 関連イベント②
■対談「工藤甲人先生の思い出」(申込不要、先着順)
開催日:11月1日(日)
時間:14:00~15:00(開場 13:30)
講師:斉藤典彦氏(日本画家、東京藝術大学名誉教授)
聞き手:平塚市美術館学芸員
場所:ミュージアムホール
定員:100名
参加費:無料
- 関連イベント③
■学芸員によるギャラリートーク(申込不要、要観覧券)
日時:10月17日(土)、11月14日(土)各日14:00~14:40
場所:展示室2
- 関連イベント④
■対話型鑑賞会「おしゃべり美術館にあーつま~れ」(事前申込制、要観覧券)
日時:9月23日(水・祝)、10月17日(土)、11月14日(土)
各日10:00~11:00
場所:展示室2
内容:鑑賞ボランティア・ひらビあーつま~れのメンバーと一緒にお話ししながら鑑賞します。
- 同時開催
企画展「平塚・カウナス姉妹都市提携3周年記念展 シュヴェグジュダと湘南の画家たち」
会期:2026年9月26日~11月23日ロビー展「中嶋明希展 MY GARDEN-たねをまく―」
会期:9月15日~12月27日
Ticket Present
本展のチケットを「5組10名様」にプレゼント!
〆切は2026年9月23日まで。
※当選は発送をもって代えさせていただきます。