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王朝文化への憧れ

―雅の系譜

王朝文化への憧れ/相国寺承天閣美術館

重要文化財《佐竹本三十六歌仙絵 源公忠》 
さたけぼんさんじゅうろくかせんえ みなもとのきんただ
一幅 紙本著色 鎌倉時代 十三世紀 相国寺蔵 ※Ⅰ期

王朝文化への憧れ/相国寺承天閣美術館

重要文化財《蔦の細道図屏風》俵屋宗達筆 烏丸光広賛
つたのほそみちずびょうぶ たわらやそうたつひつ からすまるみつひろさん 
 六曲一双 紙本金地著色 江戸時代 十七世紀 相国寺蔵 ※Ⅱ期

王朝文化への憧れ/相国寺承天閣美術館

《八条宮家初代智仁親王画像》
はちじょうのみやけしょだいとしひとしんのうがぞう
一幅 絹本著色 江戸時代 十七世紀 慈照院蔵 ※初公開

王朝文化への憧れ/相国寺承天閣美術館

重要美術品《後水尾天皇宸翰和歌詠 此ころの時雨に》 
ごみずのおてんのうしんかんわかえい このころのしぐれに
一幅 紙本墨書 江戸時代(承応三年・一六五四) 鹿苑寺蔵 ※Ⅱ期

貴族文化の華やかなりし平安時代。その王朝のみやびへの憧れは、現代の我々のみならず、江戸時代の人々も強く抱いていました。『伊勢物語』と『源氏物語』はその憧れの世界が描かれた代表的な王朝文学です。物語で鮮やかに浮かび上がる在原業平の恋物語、光源氏の人生絵巻。そこでは、多くの和歌が詠まれ、後世の歌詠みの規範ともなりました。
また、相国寺は和歌史に燦然とその名を残す藤原定家の墓所として、ゆかりの寺宝を有しています。さらに桂離宮や古今伝授で有名な八条宮智仁親王の菩提所として塔頭の慈照院には宮家ゆかりの寺宝が多く伝来しています。
本展では、江戸時代に描かれた伊勢・源氏の屏風絵とともに、江戸時代の公家の和歌や絵画を紹介します。

Ⅰ期 2022年3月20日(日)~5月15日(日)
Ⅱ期 2022年5月22日(日)~7月18日(月・祝)

※5月16日~5月21日の間は、展示替のため休館

Event Information

展覧会名
王朝文化への憧れ
―雅の系譜
開催期間
2022年3月20日~7月18日 終了しました
開館時間
10:00~17:00
入館は閉館の30分前まで
入館料

一般 800円、65歳以上・大学生 600円、中高生 300円、小学生 200円
※一般の方に限り、20名以上は団体割引で各700円

公式サイト
https://www.shokoku-ji.jp/museum/
お問い合わせ

075-241-0423

Venue Information

会場
相国寺承天閣美術館
主催
相国寺承天閣美術館 京都新聞
チケットプレゼント

本展のチケットを5組10名様にプレゼント!

〆切は2022年5月15日まで。応募はこちら

※当選は発送をもって代えさせていただきます。