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アール・ブリュット2022巡回展

かわるかたち いろいろな素材、さまざまな表現

アール・ブリュット2022巡回展「かわるかたち」
メインビジュアル デザイン:10 inc.

青木 尊《レパス》1997-2004年頃
画像提供:はじまりの美術館

五十嵐朋之《魚貝表》2014-2020年頃
撮影:ただ(ゆかい)

稲田萌子《無題》2019年(2019. 3. 14)
画像提供:クラフト工房La Mano
※参考画像

井上 優《ダンス》2013年 やまなみ工房蔵
画像提供:やまなみ工房

佐々木早苗《無題》2008-2012年頃 作家蔵
画像提供:るんびにい美術館

「かたち」という言葉は、姿や形状、図柄などのほか、ものごとの様子や状態を表す時にもつかわれ、〈形〉〈容〉〈象〉〈貌〉などの漢字で書き表されるように、多様な意味合いをもっています。本展で紹介するのは、この「かたち」という言葉のように、印象の異なる様々な表現です。繰り返し描かれるシンプルで力強いかたちや、繊細なドローイングの線などに見られるモチーフの捉え方などには、作家それぞれに特徴があり、どれも独創的です。作品の造形的な面白さと、創作のプロセスにおけるストーリー、なにを描くのか、なぜその素材でつくるのかには、つくり手の日常と深い関わりがあるのも見どころのひとつと言えそうです。色鉛筆やカラーペン、布、糸、チラシといった身近な素材が日頃とは異なる表情をもつ驚きは、技法を超えたところにある表現の多様さを感じさせてくれるとともに、創作と日常とが切り離せないものであることにも改めて気づかせてくれます。作品をとおして、つくり手たちの創作を希求する姿を見つめ、その痕跡を味わう時、わたしたちは自らの心の中に、どのような新しいかたちを発見することができるでしょうか。

※会場毎に展示する作品の点数が異なります。
※詳しくは展覧会公式サイトをご確認ください。

【第1会場】東京都渋谷公園通りギャラリー
【第2会場】練馬区立美術館 区民ギャラリー(会期:2022年10月27日~11月2日)
【第3会場】府中市美術館 市民ギャラリー(会期:2022年11月25日~12月4日)
【出張イベント】八丈町多目的ホールおじゃれ 日時:未定 ※後日、詳細等は展覧会公式サイトで発表

Event Information

展覧会名
アール・ブリュット2022巡回展
かわるかたち いろいろな素材、さまざまな表現
開催期間
2022年7月16日~12月4日 終了しました
開館時間

各会場に準じる
※詳しくは展覧会サイトをご確認ください
休館日
月曜日 ※7月18日、9月19日は開館
7月19日, 9月20日, 10月31日, 11月28日
入館料

無料

公式サイト
https://inclusion-art.jp/archive/satellite/2022/20220716-146.html
お問い合わせ

03-5422-3151