終了

目黒区美術館開館35周年記念展

美術館はおもちゃ箱・道具箱

≪ネフスピール≫1956年発表
Naef AG/スイス

≪ひもとおし ラクダ、ライオン、ポニー、羊≫1970年頃発表
Naef AG/スイス

伊原宇三郎旧蔵の画材

川村清雄旧蔵の画材

「画材の引き出し博物館」引き出しているところ

「画材の引き出し博物館―オイルパステル・クレヨン」

玩具でいっぱいのおもちゃ箱、便利な小物や道具を入れた道具箱には、その持ち主の個性が現れます。美術館を、大切な所蔵品をいれる箱としてみると、収められたコレクションから、館の特色が見えてきます。目黒区美術館で は美術作品のほかに、作家や作品制作にまつわる画材や素材、美術を楽しむための教材のコレクションが、同館のユニークさを表わす重要なエレメントとなっています。

目黒区美術館は今秋、開館35周年を迎えます。これまで、特色のあるコレクション形成を目指し、主に日本人画家の、海外との関わりの中で生まれた作品の収集を行ってきました。作品を収集し、調査・研究を重ね、その成果を展示をとおして紹介する。同館は、こうした基本的な活動に加えて、美術作品ではない教材や資料にも早くから着目し、 積極的に収集をしてきました。そして、展示だけでなく教育普及に展開するという活動を繰り広げ、その先駆性が高く評価されてきました。

本展では、目黒区美術館を“おもちゃ箱・道具箱” になぞらえて、ユニークな教材・資料のコレクションを紹介します。 優れたデザインの木製玩具を中心とした「トイコレクション」、画家が実際に制作に使った「画材・道具」、そして、 画材や素材を実物資料でまとめた教材「画材と素材の引き出し博物館」を中心に展覧します。

Event Information

展覧会名
目黒区美術館開館35周年記念展
美術館はおもちゃ箱・道具箱
開催期間
2022年7月9日~8月28日 終了しました
開館時間
10:00~18:00
(入館は17:30まで)
休館日
月曜日 (ただし、7月18日(月祝)は開館、7月19日(火)は休館)
入館料

一 般 700(550)円
大高生・65歳以上 550(400)円
中学生以下 無料
*障がいのある方とその付添者1名は無料、( )内は 20 名以上の団体料金
*目黒区在住・在勤、在学の方は受付で証明書類をご提示頂くと団体料金になります(他の割引との併用はできません)

公式サイト
https://mmat.jp/
お問い合わせ

03-3714-1201

Venue Information

会場
目黒区美術館
主催
公益財団法人 目黒区芸術文化振興財団 目黒区美術館