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芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル
落合芳幾と月岡芳年は、江戸後期を代表する浮世絵師、歌川国芳の門下でともに腕を磨き、慶応2-3(1866-67)年には、幕末の風潮を反映した残酷な血みどろ絵を共作しています。
良きライバルとして当時は人気を二分した両人ですが、芳幾はその後発起人として関わった「東京日々新聞」(毎日新聞の前身)の新聞錦絵を描くようになります。
一方の芳年は、国芳から継承した武者絵を展開し、歴史的主題の浮世絵を開拓しました。
人生半ばの30歳前後で明治維新を迎えた二人は、最後の浮世絵師と呼ばれる世代です。
浮世絵衰退の時代にあらがうべく、彼らがどのように闘ったのかを、浅井コレクションをはじめとする貴重な個人コレクションを中心に振り返ります。
※展示替えあり(展示替え作品の詳細は後日公開)
Event Information
- 展覧会名
- 芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル
- 開催期間
- 2023年2月25日~4月9日 終了しました
- 開館時間
-
10:00~18:00
(金曜日と会期最終週平日、第2水曜日は21:00まで)
※入館は閉館の30分前まで
- 休館日
- 3月6日, 3月13日, 3月20日
- 入館料
一般 : 1,900円 高校・大学生 : 1,000円 小・中学生 : 無料
- お問い合わせ
Venue Information
- 会場
- 三菱一号館美術館
- コラボ企画
本展では、講談社『モーニング』で連載中の「警視庁草紙 ―風太郎明治劇場―」山田風太郎 (原作)、東直輝 (漫画)とのコラボレーション企画の実施が予定されています。
詳細は後日、公開予定です。
■警視庁草紙WEBサイト:https://morning.kodansha.co.jp/c/keishichozoushi.html