これから開催
特別展 生誕270年 長沢芦雪
「奇想の画家」のひとり長沢芦雪(1754 – 1799)の初期から晩年までの作品を紹介する回顧展。師・円山応挙の画風を踏襲した初期作品から、指や爪などで筆を使わずに描く指頭画(しとうが)や酒席などで即興で描いた席画(せきが)まで、芦雪の幅広い画業を紹介します。なかでも36歳のときに京を離れて南紀に赴いた芦雪が、これまで描いたことがない大画面に挑戦し手がけた無量寺の《龍・虎図襖》(重要文化財)をはじめとする大胆で斬新な構図による迫力満点の大画面の作品は圧巻です。さらには、愛らしい仔犬などの生き生きとした動きを的確に捉えた動物の描写も必見です。本展では最新の研究成果をもとに、真の芦雪の魅力に迫ります。
Event Information
Venue Information
- 主催
- 大阪中之島美術館、MBSテレビ ほか