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激動の時代 幕末明治の絵師たち

横浜異人商館座敷之図 五雲亭貞秀 大判錦絵三枚続 文久元年(1861)
サントリー美術館 【展示期間:10/11~10/30】

群船図 安田雷洲 一幅 江戸時代 19世紀
日本民藝館 【展示期間:11/8~12/3】

虫合戦図 春木南溟 一幅 嘉永4年(1851)頃
神戸市立博物館 【展示期間:10/11~11/6】

両賊深山妖術競之図 歌川芳艶 大判錦絵三枚続 万延元年(1860)
千葉市美術館 【展示期間:11/8~12/3】

五百羅漢図 第四十五・四十六幅 狩野一信 嘉永7~文久3年(1854~63)
大本山増上寺 【全期間展示】

江戸から明治へと移り変わる激動の19世紀、日本絵画の伝統を受け継ぎながら新たな表現へ挑戦した絵師たちが活躍しました。本展では幕末明治期に個性的な作品を描いた絵師や変革を遂げた画派の作品に着目します。

幕末明治期の絵画は、江戸と明治(近世と近代)という時代のはざまに埋もれ、かつては等閑視されることもあった分野です。しかし、近年の美術史では、江戸から明治へのつながりを重視するようになり、現在、幕末明治期は多士済々の絵師たちが腕を奮った時代として注目度が高まっています。

本展では、幕末明治期の江戸・東京を中心に活動した異色の絵師たちを紹介し、その作品の魅力に迫ります。
天保の改革や黒船来航、流行り病、安政の大地震、倒幕運動といった混沌とした世相を物語るように、劇的で力強い描写、迫真的な表現、そして怪奇的な画風などが生まれました。
また、本格的に流入する西洋美術を受容した洋風画法や伝統に新たな創意を加えた作品も描かれています。このような幕末絵画の特徴は、明治時代初期頃まで見受けられました。

社会情勢が大きく変化する現代も「激動の時代」と呼べるかもしれません。本展は、今なお新鮮な驚きや力強さが感じられる幕末明治期の作品群を特集する貴重な機会となります。

※作品保護のため、会期中展示替を行います。

Event Information

展覧会名
激動の時代 幕末明治の絵師たち
開催期間
2023年10月11日~12月3日 終了しました
開館時間
10:00~18:00
※金・土および11月2日、22日は20:00まで開館
※いずれも入館は閉館の30分前まで
休館日
火曜日 (11月28日は18:00まで開館)
入館料

当日券:一般1,500円、大学・高校生1,000円、中学生以下無料
※20名以上の団体は100円割引

前売券:一般1,300円、大学・高校生800円
※サントリー美術館受付、サントリー美術館公式オンラインチケット、ローソンチケット、セブンチケットにて取扱
※前売券の販売は7月22日~10月10日まで
※サントリー美術館受付での販売は開館日のみ

【割引】
・あとろ割:国立新美術館、森美術館の企画展チケット提示で100円割引
※割引適用は一種類まで(他の割引との併用不可)

公式サイト
https://www.suntory.co.jp/sma/
お問い合わせ

03-3479-8600

Venue Information

会場
サントリー美術館
主催
サントリー美術館、朝日新聞社