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浜口陽三の世界 柔らかな光と闇

~浜口陽三とフランス文学者、柏倉康夫氏との対談より~

《スペイン風油入れ》 “Spanish Oil Bottle” 1954年 メゾチント 28.8×28.7㎝ 戦後パリでの第一作

《パリの屋根》 “Roofs of Paris” 1956年 カラーメゾチント 18.3×18.4㎝

《4つのさくらんぼ》 “Four Cherries” 1963年 カラーメゾチント 23.3×54.2㎝

浜口陽三は2 0 世紀後半を代表する銅版画家です。この展覧会
は、本人の回想をもとに、創作の秘密の一端をひもときます。
1930年、浜口は東京美術学校の彫塑科を退学し、国際芸術都市
パリに赴きました。その地で油彩画や水彩画を試みますが、第二次世界大戦勃発のためやむなく帰国し、戦後、4 0 歳を過ぎる頃、はじめて銅版画に本格的に取り組みはじめます。その後、再びパリに渡ると版画家としての道を一気に切り開きました。
生前、自作について饒舌には語らなかった浜口陽三ですが1987年、東京で行われたインタビューの朗らかな対話からは、静かな作品が、いつも柔らかな発想と探究心に支えられていたことが浮かび上がってきます。聞き手は、NHK特派員として7年間パリに住み、作家と交流のあったフランス文学者、柏倉康夫氏です。
11年前に展覧会でとりあげたインタビューを、その後、発見された作品や資料を加え、新たな角度から紹介します。

Event Information

展覧会名
浜口陽三の世界 柔らかな光と闇
~浜口陽三とフランス文学者、柏倉康夫氏との対談より~
開催期間
2023年2月11日~5月7日 終了しました
開館時間
10:00~17:00
(土日祝は10:00~)、最終入館16:30
ナイトミュージアム…会期中の第1・3金曜日*は20:00まで開館、最終入館19:30
(*2月17日、 3月3日、 3月17日、 4月7日、 4月21日、5月5日)
休館日
月曜日 ※ただしGW4月29日~5月7日は連日10:00より開館します。
入館料

大人600円/大学・高校生400円/中学生以下無料

公式サイト
https://www.yamasa.com/musee/
お問い合わせ

03-3665-0251