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青空は、太陽の反対側にある

原美術館/原六郎コレクション 第1期(春夏季)

奈良美智『Eve of Destruction』2006年
カンヴァスにアクリル絵具 117.0x91.0cm
©Yoshitomo Nara

横尾忠則『戦後』1985年
セラミックにシルクスクリーン 240.0 x 240.0cm
© Tadanori Yokoo

蜷川実花『PLANT A TREE』2011年
Cプリント 48.5 x 72.8cm
©mika ninagawa

『青磁水注花入』年代不詳 磁器 撮影:木暮伸也
※第1期 前期展示(2023年3月24日から6月中旬)

鈴木康広『日本列島のベンチ』
2014/2021年 ミクストメディア
©Yasuhiro Suzuki 撮影:木暮伸也

雲ひとつない晴れた日に原美術館ARCを訪れて最初に目にするもの――それは大きな青空です。青空と山々の深緑や紅葉、そして青空と端正な黒色の磯崎新建築とのコントラストは、恐らくここでしか見ることのできない感動の光景。しかしよく見ると、青空の青さにはわずかに濃淡があります。輝く太陽の周りは少し白っぽく、太陽から離れるにつれ青さが増してゆく。思い描く理想の青い空は太陽の反対側にあります。

本展では、「青空は、太陽の反対側にある」をキーフレーズに、自身の理想を求めて当時の美術的・社会的動向に背を向けた荒川修作や久保田成子、ギルバート&ジョージやヨーゼフ ボイスなど、国内外の作家の表現を展観します。

また、明治の実業家・原六郎の収集品から、通常は東京国立博物館に寄託している国宝『青磁下蕪花瓶』と『青磁袴腰香炉』が里帰りするほか、「光悦本」と呼ばれる希少な古活字本、『謡本』も展示。『青磁袴腰香炉』は明治期以来の一般公開、『謡本』は初公開となります。
※『青磁下蕪花瓶』、『青磁袴腰香炉』の展示は3月24日から4月26日まで。

第1期(春夏季) 2023年3月24日~9月3日
第2期(秋冬季) 2023年9月9日~2024年1月8日
※特別展示室・觀海庵は会期中展示替えがあります

Event Information

展覧会名
青空は、太陽の反対側にある
原美術館/原六郎コレクション 第1期(春夏季)
開催期間
2023年3月24日~9月3日 終了しました
開館時間
09:30~16:30
(最終入館時間 16:00)
休館日
木曜日 (祝日および8月を除く)、1月1日休館、8月中無休

※2024年1月9日~3月中旬まで冬季休館
入館料

一般 1,800円(1,500円)、大学・高校生 1,000円(700円)、 小・中学生 800円(500円)
( )は前売りオンラインチケット料金
※原美術館ARCメンバーシップ会員は無料、学期中の土曜日は群馬県内の小中学生の入館無料、各種割引あり。

公式サイト
https://www.haramuseum.or.jp/jp/arc/exhibition/1266/
お問い合わせ

0279-24-6585

Venue Information