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細川護熙展「京洛の四季」
細川護熙は60歳を機に政界を引退した後、作陶や書画、油絵などの創作活動を開始しました。近年は奈良・薬師寺慈恩殿「東と西の融合」障壁画や京都・龍安寺「雲龍図」襖絵など、大型障壁画の制作に数多く携わっています。
本展では、2014年に京都・建仁寺塔頭正伝永源院へ奉納された「四季山水図襖絵」を展示します。「知音」「渓聲」「秋氣」「聴雪」から成る全24面の襖絵は、京の四季折々の遠景が主に墨をもって、ときに淡い色あいを添えて描かれています。細川氏が襖絵をはじめた初期の作品で、外部での公開はおよそ10年ぶりとなります。
本来は別々の間に据えられていますが、本展覧会では24面すべてを見渡して鑑賞できるのも見どころのひとつです。あわせて蓮や花と虫をモチーフに、ここ数年制作を続けている漆絵作品も紹介します。
Event Information
- 展覧会名
- 細川護熙展「京洛の四季」
- 開催期間
- 2023年9月15日~10月15日 終了しました
- 開館時間
-
11:00~19:00
(入場は18:30まで)
- 入館料
無料
- お問い合わせ
Venue Information
- 主催
- 株式会社ポーラ・オルビスホールディングス