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細川護熙展「京洛の四季」

細川護熙 四季山水図_「知音」 2013年 墨、顔彩、和紙、縁木神代欅

細川護熙 四季山水図_「秋氣」 2013年 墨、顔彩、和紙、縁木神代欅

細川護熙_「荷花」2021年、333×333㎜
カンヴァス、漆、金、錫

細川護熙_「エビネとムカデ」2022年、330×330㎜
カンヴァスボード、漆、金、錫

細川護熙は60歳を機に政界を引退した後、作陶や書画、油絵などの創作活動を開始しました。近年は奈良・薬師寺慈恩殿「東と西の融合」障壁画や京都・龍安寺「雲龍図」襖絵など、大型障壁画の制作に数多く携わっています。

本展では、2014年に京都・建仁寺塔頭正伝永源院へ奉納された「四季山水図襖絵」を展示します。「知音」「渓聲」「秋氣」「聴雪」から成る全24面の襖絵は、京の四季折々の遠景が主に墨をもって、ときに淡い色あいを添えて描かれています。細川氏が襖絵をはじめた初期の作品で、外部での公開はおよそ10年ぶりとなります。

本来は別々の間に据えられていますが、本展覧会では24面すべてを見渡して鑑賞できるのも見どころのひとつです。あわせて蓮や花と虫をモチーフに、ここ数年制作を続けている漆絵作品も紹介します。

Event Information

展覧会名
細川護熙展「京洛の四季」
開催期間
2023年9月15日~10月15日 終了しました
開館時間
11:00~19:00
(入場は18:30まで)
入館料

無料

公式サイト
https://www.po-holdings.co.jp/m-annex/
お問い合わせ

050-5541-8600(ハローダイヤル)

Venue Information

会場
ポーラ ミュージアム アネックス
主催
株式会社ポーラ・オルビスホールディングス