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佐藤泰生 エトランゼの美学
今年で13年目を迎える品川区民芸術祭。期間中にO美術館で行われる企画展では品川区にゆかりのあるアーティストを毎年取り上げています。
今回は、洋画家として活躍している佐藤泰生氏(1945年生まれ)。氏は幼少期からフランス政府給費留学生として渡仏する青年期まで、品川の旧東海道宿場近くの北品川ですごし、油画制作を中心に多彩な創作活動を行っています。
「敗戦による引揚体験の生い立ちが、異邦人(エトランゼ)的感性の原点なのかもしれない…」と語る佐藤泰生氏。パリやヴェニス、ニューヨークなど異国の情景から、お祭りや富士など日本の習俗、最近ではアトリエがある逗子の海やそこから見える富士をモチーフにした作品など、様々な手法や画材を操り独自の表現世界を展開しています。
油画以外にも絵本や小説挿絵も手掛け、ガラス絵や屏風絵、ガラスや陶器のオブジェ制作、貝や石などの身近な素材を使った作品などにも取り組み、常にその表現世界は広がり続けています。
本展は洋画家・佐藤泰生のエトランゼの目で紡がれた、初期から60余年に亘る創作の変遷をたどる回顧展です。
Event Information
- 展覧会名
- 佐藤泰生 エトランゼの美学
- 開催期間
- 2023年10月14日~11月29日 終了しました
- 開館時間
-
10:00~18:30
(最終入館は18:15まで)
- 入館料
500円
※高校生以下、70歳以上、障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料。
※年齢のわかるものを提示してください。提示ない場合は一般料金となります。
- お問い合わせ
Venue Information
- 会場
- O美術館