終了

コレクション2 身体———身体

ブブ・ド・ラ・マドレーヌ《人魚の領土-旗と内臓》2022年
撮影:鐘ヶ江歓一 画像提供:オオタファインアーツ ©BuBu de la Madeleine

鷹野隆大《ヨコたわるラフ(1999.09.17.L.#11)》1999/2020年
©Ryudai Takano, Courtesy of Yumiko Chiba Associates

加藤泉《無題》2019年 展示風景「加藤泉 ー LIKE A ROLLING SNOWBALL」(原美術館、2019年)より
Photo: Yusuke Sato ©2019 Izumi Kato,Courtesy of the artist and Hara Museum ARC

高松次郎《影》1977年
撮影:福永一夫
©The Estate of Jiro Takamatsu, Courtesy of Yumiko Chiba Associates

「身体」は、作者/モデル/鑑賞者の身体、表象される身体、ヌード、肖像画や自画像など、表現およびその行為と切り離せない主題、問題であり続けてきました。また、現代社会においては、他者との関係や権力関係の下で闘争の場となる身体、身体的境界線、身体と規範、身体と性、生と死をめぐる問題も繰り返し浮上しています。

2023年度のコレクション2は「身体———身体」と題し、20、21世紀を代表する美術家であるルイーズ・ブルジョワの作品《カップル》(1996年)を国内初公開するとともに、ブブ・ド・ラ・マドレーヌのインスタレーション、石川真生の写真、鷹野隆大の写真、加藤泉の絵画など近年の新収蔵品を含む所蔵品を紹介します。

加えて本展では、国立美術館巡回展への貸出のため長らく展示の叶わなかったポール・セザンヌやパブロ・ピカソらの作品を久しぶりにまとめて展示するほか、休館中に実施した画面クリーニングに伴い一時的にB2階へと移動した高松次郎の《影》を、いつもより広々とした空間で下絵や関連素描とともにご覧いただきます。

Event Information

展覧会名
コレクション2 身体———身体
開催期間
2024年2月6日~5月6日 終了しました
開館時間
10:00~17:00
金曜・土曜は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで
休館日
月曜日 (ただし、2月12日、4月29日、5月6日は開館)、2月13日
入館料

一般430円 ほか
※本展は同時開催の特別展「古代メキシコ -マヤ、アステカ、テオティワカン」の観覧券でご観覧いただけます。
無料観覧日:2024年2月10日、3月2日、4月6日、5月4日

公式サイト
https://www.nmao.go.jp/events/event/collection20240206/
お問い合わせ

06-6447-4680(代表)

Venue Information

会場
国立国際美術館
主催
国立国際美術館
関連イベント

ギャラリー・トーク
日時:2024年3月9日 14:00-
講師:正路 佐知子(国立国際美術館 主任研究員)
参加費:参加無料(要観覧券)
定員:先着60名 (開始30分前から、B2会場入口にて聴講用ワイヤレス受信機を貸し出します)