終了
子どもの本の夜明け 帝国図書館展
国際子ども図書館は、1906年に帝国図書館として開館した建物をリノベーションして活用しています。この展示会では、帝国図書館とその前身の東京図書館の時代に産声を上げた近代日本の子どもの本のあゆみをたどります。
明治維新から20年を経た1880年代、子どもを対象とした雑誌が複数誌創刊されました。それを皮切りに、日本の子どもの本の興隆が見られました。大正期に入ると、民主主義的な時代背景もあり、芸術性の高い児童雑誌『赤い鳥』が創刊され、童心文学の土台となりました。また、戦前の昭和前期には、子どもの本でさえ戦意高揚の道具として利用されることになりました。
このような近代日本の子どもの本の歩みをたどりつつ、子どもの本の作者たちと帝国図書館とのエピソードについても紹介します。名立たる文学者たちのテキストから、彼らの子どもの本への貢献、帝国図書館との関わりが読み取れます。
普段は撮影禁止の本のミュージアム内も展示会期間中、自由に撮影できます。
※一部、撮影できない箇所もあります。
子どもの本の黎明期を生き、今なおイメージの源泉であり続ける帝国図書館。その建物を引き継ぐ国際子ども図書館で、その魅力を探ってみませんか。
Event Information
- 展覧会名
- 子どもの本の夜明け 帝国図書館展
- 開催期間
- 2024年3月26日~6月23日 終了しました
- 開館時間
- 09:30~17:00
- 休館日
-
月曜日 国民の祝日・休日(5月5日のこどもの日は開館)、第3水曜日(資料整理休館日)
- 入館料
無料
- お問い合わせ
Venue Information
- ギャラリートーク
【日時】
・5月19日(日)14:00~(約30分)
・6月9日(日)14:00~(約30分)
【場所】
国際子ども図書館 レンガ棟3階 本のミュージアム前 ラウンジ
【申込方法】
事前申込み不要です。当日は直接「本のミュージアム」前ラウンジへお越しください。