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大名のくらしー「表」と「奥」ー
封建制度が確立された江戸時代、公的な場を「表」と呼び、私的な場を「奥」と呼ぶことが定着し、男性は「表」の世界に、女性は「奥」の世界に属するものという社会通念が生まれました。法律や規則はもっぱら「表」の世界を対象とするものであることから、男性にあっては、衣服その他の身の回り品ももっぱらその身分に相応しいものが厳しく求められました。それに対して「表」から離れた場である「奥」の存在である女性に対しては、衣服類にもはるかに自由な選択が許されていました。とはいえ、武家女性はそうした状況の中でも、町人女性とは異なる特徴的な様式を好んで用いました。
今回の展示は、武家の生活を大きくとらえ、それぞれ「表」と「奥」に主たる足場を置く武家男性と武家女性の服飾を中心に、武家男性の表道具とされる甲冑や刀剣、武家女性が奥の生活で使用する調度類も合わせて展示いたします。
Event Information
- 展覧会名
- 大名のくらしー「表」と「奥」ー
- 開催期間
- 2024年4月22日~6月22日 終了しました
- 開館時間
-
10:00~17:00
※土曜日は10:00~13:00
- 休館日
-
日曜日, 祝日 (ただし4月29日は17:00まで開館)
6月4日
※休館日、開館時間が変更になる場合があります。 詳しくはカレンダーをご覧ください。
- 入館料
無料
- お問い合わせ
Venue Information
- 会場
- 共立女子大学博物館