これから開催

令和7年度早春展

アジアの仏たち―永青文庫の東洋彫刻コレクションー

重要文化財「菩薩半跏思惟像」中国 北魏時代(6世紀前半) 永青文庫蔵

重要文化財「如来坐像」中国 唐時代(8世紀前半) 永青文庫蔵

「道教三尊像」中国 北魏時代 永平年間(508~511年) 永青文庫蔵

「ターラー菩薩立像」インド パーラ時代(9~10世紀) 永青文庫蔵(熊本県立美術館保管)

永青文庫の設立者である細川護立(もりたつ、1883~1970)は幼少期から漢籍に親しみ、渡欧を機に東洋美術を広く蒐集し始めました。中国考古や陶磁器ばかりではなく、中国の石仏・金銅仏、インドや東南アジアの彫刻をもコレクションに加えています。とりわけ北魏から唐時代におよぶ中国彫刻は、近代日本においていち早く中国美術を紹介・蒐集した早崎稉吉(はやさきこうきち、1874~1956)の旧蔵品が大半を占め、各時代の特徴を表した重要な像が多く含まれます。

本展では「菩薩半跏思惟像(ぼさつはんかしいぞう)」や「如来坐像(にょらいざぞう)」(いずれも重要文化財)をはじめとする中国彫刻のほか、多種多様なインド彫刻を7年ぶりにご覧いただきます。また、2025年8月より一年間、日本最古の美術誌『國華』の表紙を、“細川ミラー”の名で広く知られる「金銀錯狩猟文鏡(きんぎんさくしゅりょうもんきょう)」(国宝)が飾っています。それを記念して本展で特別公開します。

Event Information

展覧会名
令和7年度早春展
アジアの仏たち―永青文庫の東洋彫刻コレクションー
開催期間
2026年1月17日~3月29日
開館時間
10:00~16:30
(入館は16:00まで)
休館日
月曜日 (ただし2/23は開館し、2/24は休館)
入館料

一般:1000円、シニア(70歳以上):800円、大学・高校生:500円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料

公式サイト
https://www.eiseibunko.com/
お問い合わせ

03-3941-0850

Venue Information