これから開催

ライトアップ木島櫻谷II

― おうこくの線をさがしに 併設四季連作屏風

木島櫻谷《唐美人》(部分) 大正時代・20世紀 泉屋博古館東京

木島櫻谷《秋草図》 大正12年(1923) 泉屋博古館東京

木島櫻谷《写生帖》より「狩衣姿の写生」 明治時代 櫻谷文庫

木島櫻谷《柳桜図》 大正6年(1917) 泉屋博古館東京

大正中期に大阪・天王寺の茶臼山に建てられた住友家の本邸を飾るため、木島櫻谷によって描かれた「四季連作屏風」を全点公開し、櫻谷の絵画表現の特質をライトアップする展覧会シリーズ「ライトアップ木島櫻谷」の第二弾。今回は特に、《かりくら》や《唐美人》をはじめとする櫻谷の人物画にスポットをあてるとともに、まさしく山のように残された櫻谷の写生帖をいつもより増量して展示し、櫻谷の線描の妙を探訪します。写生する線のスピード感と臨場感、本画には息の長い繊細な線からフリーハンドによる粗放ながら的確な線まで、それは息を飲むほど美しく、その大胆さには溜息をつくほどでしょう。
併せて、公益財団法人住友財団が推進してきた文化財維持・修復事業助成により蘇った作品から、14世紀に描かれた仏画《十一面観音菩薩像》と、狩野山雪の代表作《歴聖大儒像》を展示し、文化財修復の最前線を紹介します。

Event Information

展覧会名
ライトアップ木島櫻谷II
― おうこくの線をさがしに 併設四季連作屏風
開催期間
2025年4月5日~5月18日
開館時間
11:00~18:00
※金曜日は19:00まで開館
※入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日 (ただし、5月5日・6日は開館)、5月7日
入館料

一般1,200円(1,000円)、学生600円(500円)、18歳以下無料
*企画展・同時開催展の両方をご覧いただけます
*学生および18歳以下のかたは証明書の呈示が必要です
*20名様以上の団体のかたは( )内の割引料金
*障がい者手帳等をご呈示のかたはご本人および同伴者1名まで無料

公式サイト
https://sen-oku.or.jp/tokyo/
お問い合わせ

050-5541-8600(ハローダイヤル)

Venue Information

会場
泉屋博古館東京
主催
公益財団法人泉屋博古館 毎日新聞社
同時開催

特集展示「住友財団助成による文化財修復成果―文化財よ、永遠に 2025」