
テーマは『世界の終わり』。ホラー体験が楽しめる展覧会が7月開催!【六本木ミュージアム】
2025年6月19日
昭和100年演劇・映画ポスター展/本庄早稲田の杜ミュージアム
「本庄早稲田の杜ミュージアム」は、埼玉県本庄市と早稲田大学が共同で開設するミュージアムです。
多種多様な埴輪をはじめとする考古資料や年表などで、本庄の歴史と文化を紹介しています。
同館では現在、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館(エンパク)のコレクションを紹介する展覧会が開催中です。
本展では、エンパクの膨大なコレクションから昭和時代を彩った演劇や映画のポスターを展示。
また創設者である坪内逍遥(1859-1939)の愛用品と、代表的なコレクションもあわせて紹介します。
「エンパク」の愛称で親しまれている早稲田大学坪内博士記念演劇博物館。
1928年(昭和3)に坪内逍遥の古希(70歳)と、『シェークスピヤ全集』全40巻翻訳完成を記念して創設されました。
同館は2028年に100周年を迎えます。大学の博物館が100周年を迎えるのは、日本では初めてのことなのだそう。
記念すべき年を迎えるために、さまざまな記念展示やイベントを開催しています。
詳しくは、早稲田大学演劇博物館100周年記念サイトをご覧ください。
本庄早稲田の杜ミュージアムで開催中の「昭和100年演劇・映画ポスター展」も、エンパク100周年を記念した展覧会のひとつです。
エンパクの活動を広く知ってもらうことを目的に、同館の代表的なコレクションが本庄市に集結!
シェークスピアの人形の目線の先には・・・。遊び心のある展示にも注目です。
2025年は昭和元年から数えて「昭和100年」にあたる年です。
昭和時代を彩った演劇やポスターを展示する本展。今もなお色あせないグラフィックデザインの魅力を紹介します。
本展では、倉林誠一郎の旧蔵新劇ポスターをまとめて展示しています。
倉林誠一郎(1912-2000)は演劇プロデューサーで、俳優座劇場を設立した人物です。
また、戦前から戦中・戦後におよぶ新劇史の詳細をまとめた『新劇年代記』全3巻(白水社、1966-1972)の著者としても知られています。
独特な色使いや文字の配置。現代にも通じるデザインに注目です。
本庄早稲田の杜ミュージアムの常設展示では、本庄市内で出土した考古資料を展示しています。
中でも注目は、ずらりと並ぶ埴輪です!
見知った姿のものから、珍しい形まで。さまざまな埴輪が紹介されています。
こちらのニッコリ笑顔がかわいらしい女子人物埴輪。
笑う女性の埴輪は全国的にも出土例が少なく、貴重な資料とのことです!
「昭和100年演劇・映画ポスター展」と一緒に、こちらの常設展示も楽しんでくださいね。
昭和100年の文化や風俗を、演劇と映画のポスターで振り返る展覧会「昭和100年演劇・映画ポスター展」。
会場の本庄早稲田の杜ミュージアムは、JR上越・北陸新幹線「本庄早稲田駅」南口から徒歩3分の距離にあります。
また、JR高崎線「本庄駅」南口からははにぽんシャトルバスが出ています。本数が少ないので、事前に公式サイトで調べてくださいね。
ちょっとした旅行気分が味わえるミュージアムです。夏休みのお出かけにいかがでしょうか。
図録やグッズなどを販売するショップもありますよ
※日程は都合により変更する場合があります。最新情報は本庄早稲田の杜ミュージアムホームページをご確認ください。