これから開催

特別展

奈良のモダン~ 美術をめぐる人々

「志賀直哉邸サンルームにて」昭和10年代
撮影・提供:飛鳥園

横山大観《武蔵野図》1895年
奈良国立博物館蔵
※後期展示:令和8年2月17日~3月15日

富本憲吉《楽焼草花模様蓋付壺》1914年
奈良県立美術館蔵
撮影:木奥恵三

浜田葆光《水辺の鹿》1932年
奈良県立美術館蔵

新納忠之介・鷲塚与三松合作/
江場琳黌・江場琳觀
《百済観音模刻像》(部分)
1932年/2017年
龍興寺蔵
©Yas KUROKAWA

豊かな自然に恵まれた風光明媚な土地柄と、神社仏閣をはじめ歴史的な景観が点在する奈良は、古く
から詩歌や文学、芸術の題材とされ、文人たちをも魅了する憧憬の地として知られてきました。明治時代に入ると、信仰と結びついた奈良の文化が改めて評価される中で、美術や行政に携わる人たちが盛んに訪れるようになり、古都・奈良の地にも徐々に新時代の息吹が芽生え始めます。大正時代から昭和戦前期にかけては、奈良の歴史や文化財に関する調査・研究も進展し、その魅力が広く浸透するとともに多くの文化人が集い、往来するようになりました。また、こうした動向は奈良の人々をも刺激して、両者は互いに交流を重ねながら時にはコミュニティーを形成し、地域文化の興隆を促しました。

本展では、美術家をはじめ研究者や文学者から美術行政家まで、奈良に足跡を残した人々を、「第Ⅰ章 近代の息吹~對山楼(たいざんろう)に宿る人々」、「第Ⅱ章 華開くモダン~高畑界隈の人々」の2章により紹介します。

※会期中、一部作品は展示替えを行います。

Event Information

展覧会名
特別展
奈良のモダン~ 美術をめぐる人々
開催期間
2026年1月17日~3月15日
開館時間
09:00~17:00
(入館は16:30)
休館日
月曜日 (ただし2月23日、3月2日、3月9日は開館)、2月24日
入館料

一般1,200 (1,000) 円、大学生1,000 (800) 円
※( )内は団体料金(20名以上)
※小・中・高生及び18歳未満は無料
※身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳(アプリを含む)をお持ちの方と介助の方1名は無料

公式サイト
https://www.pref.nara.jp/11842.htm
お問い合わせ

0742-23-3968

Venue Information

Ticket Present

本展のチケットを「3組6名様」にプレゼント!
〆切は2026年1月18日まで。
※当選は発送をもって代えさせていただきます。