これから開催

トーキョーアーツアンドスペースレジデンス2026 成果発表展

はだしであるく

アナイス・カレニン
《Ancestralidade: planta.》 2023
撮影:竹久直樹
【第1期】出展作家

井上拓哉
《Project “ABC”》 2025
©Alexis BERNARD
【第1期】出展作家

宇佐美奈緒
《Silence and Oblivion》 2025
撮影:Leonard NEUBERGER
【第2期】出展作家

ディエゴ・ペレス
《Sumida fountain I》 2025
撮影:間庭裕基
【第2期】出展作家

本展では、2025年度に東京や世界各国の提携機関のレジデンスに滞在した国内外のアーティストたちが、その成果を発表します。第1期は、「テクノロジーと人間のかたち」というテーマを共有してTOKASレジデンシーで滞在制作を行った4名を含む7名が、第2期は6組の作家が同じ空間を共有して行うグループ展です。

私たちが暮らす社会では、価値基準や思考はしばしば、帰属する集団によって規定されます。それは靴を履くように、身を守り歩きやすくすると同時に、世界とのあいだに一定の距離を生み出します。本展に参加するアーティストたちは、それぞれのテーマを探究する中で、意図的あるいは必然的にその靴を脱ぎ、素足になって世界に触れ直しています。

社会的な関係を扱う彼らの実践からは、属性や役割を一度外し、個へ戻ろうとする視点が見えてきます。たとえば、異なる時代や場所に存在する誰かの思考と共鳴することや、身体の一部に目を凝らすことなどをとおして、どこの誰であるかとは別の地平で、他者と出会っています。

一方で、人間以外のものと対峙する際には、社会の靴は通用しません。人間は自然という脅威の中で生存するために群れをつくり、社会を育んできました。それでも自然に向き合う時は、ひとつの身体と感覚をもつ素足の生き物として立つほかありません。

このように彼らは自発的に、あるいは不可避的に、社会的な前提からいったん離れ、脆弱性を引き受けながら世界との距離を詰めようとしています。素足で草や岩の上を歩くと、その感触の豊かさと皮膚の繊細さを再認識するように、自らの実感を手がかりに世界と関係を結び直す。それぞれの歩みが、本展においても立ち現れてくるでしょう。

【出展作家】
・第1期(2026年6月27日~8月2日)
アナイス・カレニン、アレクシア・アヒレオス、池添 俊、井上拓哉、エドゥアルド・カスティーリョ・ビヌエサ、ノガミカツキ、村上 郁
・第2期(2026年8月15日~9月20日)
宇佐美奈緒、ガン・ドンフン、Synphysica 、ハラサオリ、ディエゴ・ペレス、水野 渚

Event Information

展覧会名
トーキョーアーツアンドスペースレジデンス2026 成果発表展
はだしであるく
開催期間
2026年6月27日~9月20日
開館時間
11:00~19:00
(最終入場は閉場の30分前まで)
休館日
月曜日 (7月20日は開館)、7月21日

※8月3日~8月14日は、展示替えのため休館
入館料

無料

公式サイト
https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2026/20260627-7557.html
お問い合わせ

03-5689-5331

Venue Information

会場
トーキョーアーツアンドスペース本郷
主催
トーキョーアーツアンドスペース(公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館)
関連イベント

アーティスト・トーク(予定)
【第1期】
・6月28日(日)16:00–18:00 [日英逐次通訳]
出演:アナイス・カレニン、アレクシア・アヒレオス、井上拓哉、エドゥアルド・カスティーリョ・ビヌエサ、ノガミカツキ

・7月4日(土)16:00–17:00
出演:池添俊、村上郁

【第2期】
・8月16日(日)16:00–17:30
出演:宇佐美奈緒、ハラサオリ、水野渚

・8月22日(土)16:00–17:30 [日英逐次通訳]
出演:ガン・ドンフン、Synphysica、ディエゴ・ペレス

※日程および参加アーティストは変更となる場合があります。
※手話通訳をご希望の方は事前にお申し込みください。詳細は後日TOKASウェブサイトにてご案内いたします。