終了
2022年度秋季企画展
村上春樹 映画の旅
小説家・村上春樹は、そのキャリアを通じて繰り返し映画に言及してきました。村上の小説では、登場人物たちが映画を見たり会話のなかで作品のタイトルを挙げたりすることを含め、映画が作中で重要な意味を持つことがしばしばあります。エッセイなどでも頻繁に話題に挙がるなど、村上にとって映画が身近なものであることは間違いありません。
早稲田大学在学時の村上は、よく演劇博物館を訪れ、まだ見たことのない映画のシナリオを読んでいたといいます。文字だけのシナリオを読むことを通して、頭の中で映像を生み出し、一つの世界を構築すること。この学生時代の習慣は、作家本人が認めているように、後の小説家としての創作活動に大きな影響を与えたはずです。
本展では、村上が通っていた映画館や学生時代に読んでいたシナリオ、エッセイや小説のなかに登場する数々の映画、そして小説を映画化した作品、等々に関する数多くの資料を展示します。スチル写真やポスター、台本などの映画関連資料とともに、村上がこれまで見てきた映画をまるで旅の軌跡を辿るかのように振り返る構成となっています。そのような〈映画の旅〉を通して、村上文学が喚起するイメージの豊かさを改めて発見する展覧会です。
Event Information
- 展覧会名
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2022年度秋季企画展
村上春樹 映画の旅
- 開催期間
- 2022年10月1日~2023年1月22日 終了しました
- 開館時間
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10:00~17:00
(火・金曜日は19:00まで)
- 休館日
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10月5日、26日、11月3日、4日、9日、23日、12月7日、12月26日~2023年1月9日、18日
※日程は都合により変更する場合があります。最新情報は館公式サイトにてご確認ください。
- 入館料
無料
- お問い合わせ
-
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Venue Information
- 主催
- 早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点