終了
永青文庫の近代絵画 ―セザンヌ「登り道」を起点に―(仮)
永青文庫の設立者・細川護立(1883~1970)は、文芸雑誌『白樺』を創刊した武者小路実篤・志賀直哉らと学習院の同級生であり、「白樺派の会計係」として支援していました。
本展で久しぶりに公開するポール・セザンヌ(1839~1906)の水彩画「登り道」は、『白樺』に掲載されたのち、大正15年(1926)にヨーロッパ滞在中の護立がパリで購入した作品です。セザンヌ28歳の小品で、1874年の第1回印象派展以前の初期の作例であり、日本にもたらされた最初期のセザンヌと考えられています。
また護立は、梅原龍三郎(1888~1986)や安井曾太郎(1888~1955)とも親交を結び、永青文庫には数百通もの書簡が残されています。本展では、そうした芸術家との交流から細川家に集った洋画を中心に、永青文庫の近代絵画コレクションの一面を紹介します。
Event Information
- 展覧会名
- 永青文庫の近代絵画 ―セザンヌ「登り道」を起点に―(仮)
- 開催期間
- 2023年7月29日~9月24日 終了しました
- 開館時間
-
10:00~16:30
※入館は16:00まで
- 休館日
-
月曜日 ※ただし、9月18日は開館
9月19日
- 入館料
一 般:1000円、シニア(70歳以上):800円、大学・高校生:500円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
- お問い合わせ
Venue Information
- 会場
- 永青文庫