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2024年11月1日
マリー・クワント展/Bunkamura ザ・ミュージアム
1960年代より第一線で活躍し続ける、マリー・クワントを紹介する展覧会が、Bunkamura ザ・ミュージアムにて開催中です。
本展は、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)の協力のもと、約100点の衣服、小物や写真資料、映像などを展示。
1955年~75年にかけてのクワントのデザイナーとしての業績と、時代を切り開いた起業家としての歩みをたどります。
2022年に92歳となり、今もなおイギリスで最も親しまれるファッションデザイナーの一人であるマリー・クワント。
1960年代、若い女性のための革新的なファッションを打ち出し、「スウィンギング・ロンドン」と呼ばれる、1960年代ロンドンの若者文化をけん引しました。
従来の価値観にとらわれない、エネルギッシュなアイテムの数々は、現在でも変わらず多くの人びとを魅了しています。
また、当時はほとんどいなかった女性起業家でもあったマリー・クワント。
大量生産の波に乗った世界的なブランド展開や、自らがアイテムを着用し広告塔となる広報は、メディアにも注目され、時代を先導しました。
「女性の服装はこうあるべき」こうした西洋の伝統や階級文化に縛られることなく、誰もが見たことのないデザインを世に送り出したクワント。
今日では当たり前になっているアイテムを広く浸透させたことでも知られます。
マリー・クワントの膝丈スタイルが最初にメディアに登場したのは1960年のことでした。
1960年代前半はまだ保守的なファッションが流行しており、丈の短いスカートはあまり良い印象を持たれないことも多かったそう。
そんな時代の風潮にとらわれることなく、マリー・クワントはこんな素敵な言葉も残しています。
「昔ながらのファッションはもう終わり。いまはみんな着たいものを着ている」―マリー・クワント、1967年
現代を生きる私たちが、着たい服を好きなように着ることができるのは、時代を切り開いた存在がいたから。マリー・クワントの革新的な考え方にも注目ですよ。
マリー・クワントは、紳士服や軍服、スポーツウェアなど幅広いジャンルからインスピレーションを得てデザインを発表し続けました。これは、性別の役割や社会階層などにとらわれることないファッションを若い女性に届けるためでした。
上質でありながら低価格であること。時代を象徴するアイコンを起用し、メディアに広く宣伝したこと。そして、ファッションは自由であるべきということ。
現代に続く価値観を生み出したマリー・クワントの業績は、圧巻ですよ。
展示室の最後には、フォトスポットとしてツイッギーも登場♪記念撮影してみては?
カラフルで目を引くオリジナルグッズは、どれにするか迷ってしまいます。
トートバッグやマグカップ、Tシャツに缶バッジなど、マリー・クワントらしいグッズをお届け。この機会をお見逃しなく! ※グッズは数量限定につき、品切れの場合もございます。
1950年代ロンドンのファッションシーンに彗星のごとく現れたマリー・クワント。デザイナーとしての活動、時代を切り開いた起業家としての歩みをぜひ間近でご覧ください。