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クロード・モネの世界にひたる。日本初公開作品を含む〈睡蓮〉などを堪能【国立西洋美術館】
2024年11月1日
キース・ヘリング展/森アーツセンターギャラリー
1980年代のアメリカ美術を代表するアーティスト、キース・へリング。
ポップでキャッチーな作風に、社会の不平等や暴力などを落とし込み、現代でも絶大な人気を誇っています。
本展はで、大型作品を含む約150点の作品を通してへリングのアートとその生涯を紹介します。
明るいポップなイメージで知られるキース・へリング。
へリングは「アートはみんなのために」という信念を持ち、一貫した作風で活動しました。
その信念を達成するために彼が選んだ場所が“ストリート”でした。1980年代のニューヨークを中心に、地下鉄駅構内やストリートなど、大衆の日常にアートを落とし込みました。
へリングがペンシルベニア州ピッツバーグからニューヨークに移った1980年代ごろ、ニューヨークは渾沌を極めていました。多様な人種、華やかなクラブカルチャー、ゲイカルチャー、ドラッグや暴力、貧困・・・。
特にHIVの蔓延は大きな社会問題となっており、へリング自身もHIVとの合併症により31年という短い生涯を終えています。
へリングはめまぐるしく変化し続けるニューヨークの街で、社会問題を大衆へ伝えました。
わずか10年ほどの短い活動のあいだにへリングが伝えたかったこととは?ポップなタッチから生み出される社会性の強いメッセージは、現代を生きる私たちにも響くはずです。
展示室ではキース・へリングの世界観を表現。人間や犬などのアイコニックなモチーフや、6mの大型作品まで150点が勢ぞろいします!
活動初期のサブウェイ・ドローイング、トレードマークとなったモチーフによる作品《イコンズ》や彫刻、ポスター、晩年の大型作品など。
社会にはびこる問題を単純な線でシンプルに表現したへリングの作品は、鑑賞した人の数だけ意味も生まれます。
へリングの作品のみが多数集結する機会はなかなかありません。この機会をお見逃しなく。
発光する作品や闇に浮かび上がる展示など・・・へリングが駆け抜けた10年のストーリーとともに、展示空間が変化。
本展は一部作品を除き、展示室の写真撮影がOKとなっていますよ。
社会にひそむ闇を、自身のアートで伝え続けたキース・へリング。
「アートはみんなのために」
展覧会を鑑賞したら、へリングの言葉の意味が分かるかもしれません。
本展ではキャッチーなグッズも多数用意されています。どれも数量限定ですので、気になる方は早めの来館をおすすめします!