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クロード・モネの世界にひたる。日本初公開作品を含む〈睡蓮〉などを堪能【国立西洋美術館】
2024年11月1日
手塚雄二展 雲は龍に従う/そごう美術館
そごう美術館にて、手塚雄二展が好評開催中です。
2025年に、手塚氏が5年の年月をかけて制作した天井絵が、東叡山寛永寺に奉納されることを記念して開催される本展。
11月17日までの開催です。
大きな見どころが、6×12メートルという長大な寛永寺根本中堂奉納天井絵《叡嶽双龍》です。
2020年より5年の年月をかけたという本作。
こちらは、2025年の東叡山寛永寺創建400周年を記念し制作された天井絵で、来年の奉納に先駆けて特別に披露されています。
来年奉納されると、至近距離では二度と鑑賞できません。
さらにユニークだったのが展示方法。作品を床に平置きにしているので、鑑賞者は見下ろすような形で鑑賞できるんです。
見上げるのではなく、見下ろす。この大きな2匹の龍が天井に飾られたら、大迫力間違いなしでしょうね!
すみずみまで、目に焼き付けてくださいね。
1953年神奈川県に生まれた手塚雄二は、東京藝術大学在学中に院展に初入選し、39歳の若さで日本美術院同人に推挙されるなど、早くから画壇の中枢で活躍を続けてきました。
その作風は伝統に軸足を置きながらもモダニスティックに展開し、斬新かつ洗練された無二のイメージを創り出してきました。
本展では、手塚が積み重ねてきた革新の道程を画家の重要作から紹介し、日々更新されていく日本画の未来を見ることができます。
公式図録も販売中です。是非この機会をお見逃しなく。