再開館記念「不在」ートゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル/三菱一号館美術館

11月23日再開館!「三菱一号館美術館」の見どころを紹介【三菱一号館美術館】

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2024年12月11日

東京・丸の内のランドマークのひとつである三菱一号館美術館
同館は、1894年に三菱が建設した「三菱一号館」(ジョサイア・コンドル設計)を復元した建物です。

三菱一号館美術館は、2010年4月の開館以降、40本の企画展を開催してきました。

2023年4月には、設備メンテナンスのために長期休館をしていた同館。2024年11月23日に再開館しました!

ここでは、再開館を記念する展覧会「再開館記念『不在』―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル」の見どころのほか、新しく設置された「小展示室」などについて紹介していきます。

ロートレック×ソフィ・カル
注目展の見どころ紹介

(左)アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《エルドラド、アリスティド・ブリュアン》1892年/(右)アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《アリスティド・ブリュアン、彼のキャバレーにて》1893年 いずれも、三菱一号館美術館蔵

19世紀末のパリで活躍した画家、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864-1901)
ロートレック作品は、三菱一号館美術館コレクションの核をなしています。

本展では、同館のコレクションを中心にフランス国立図書館所蔵のロートレック作品と併せてロートレックの多彩な版画やポスターの表現を紹介します。

再開館記念「不在」―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル 展示風景

また、フランスを代表する現代アーティストのソフィ・カル(1953-)が、三菱一号館美術館のコレクションの中からオディロン・ルドン《グラン・ブーケ(大きな花束)》に着想を得て制作した新作も世界初公開します。

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《シンプソンのチェーン》1896年 三菱一号館美術館蔵

展示室は、一部エリアは撮影OK!

お気に入りの作品を見つけて、思い出に写真を撮ってみてはいかがでしょうか。

展覧会限定のタイアップ商品を楽しもう

三菱一号館美術館に併設するミュージアムカフェ・バー「Café 1894」と、ミュージアムショップ「Store 1894」では、本展にちなんだメニュー、グッズも販売しています。

「Café 1894」は、明治期(1894年)に銀行営業室として利用されていた空間を復元したミュージアムカフェ・バーです。

タイアップメインランチ 「ロートレック」(前菜+メイン+パン+ドリンク) 2,800 円(税込)/販売時間 11:00~14:00

ランチタイムで楽しめるタイアップメインランチ「ロートレック」は、ロートレックが好んで使っていた黄色・赤・黒の配色を意識した目でも楽しめる一品です。

【前菜】
真鳕の「ブランダード」と北あかりのタルタル仕立て3色のソース
【メイン】
鴨肉のローストとオレンジ アンディーブのブレゼ添え

また、カフェタイムとディナータイムで楽しめる2種類のデザート「グラン・ブーケ」にも注目です。

「グラン・ブーケ」-Crêpe- 1,600 円(税込)/販売時間 14:00~16:30

カフェタイムでは、「グラン・ブーケ」-Crêpe-を提供します。

ソフィ・カルが着想を得たルドンの《グラン・ブーケ(大きな花束)》をお皿の上で表現。

バニラアイスとチョコレートクランチをあわせて、食感や味の変化が楽しいデザートです。

「グラン・ブーケ」-Parfait- 2,000 円(税込)/販売時間 17:00~22:00

ディナータイムのデザートは「グラン・ブーケ」-Parfait-。
こちらはルドンの《グラン・ブーケ》を立体的なパフェに仕立てた一品です。

「Café 1894」と「Store 1894」の本展タイアップメニュー、グッズもお見逃しなく。

同館のコレクションが堪能できる「小企画展」

今回の再開館に伴い1階に「小展示室」が新しく設置されました。

この小展示室では、「小企画展」と名付けた新たな展覧会を開催。
記念すべき1回目は、明治から大正、昭和にかけて活躍した洋画家の坂本繁二郎(1882-1969)を紹介します。

小企画展 Vol.1「坂本繫二郎とフランス」展示風景

小企画展では、坂本の画業を紹介しつつ、坂本とフランスとの関係に注目。
坂本の作品のほか、コローやミレー、セザンヌ、さらにフランスで絵を学んだ藤島武二などの作品を展示します。

今後も、この小企画展では三菱一号館美術館のコレクションを中心に、年3回小企画展の開催が予定されています。

小展示室もお見逃しなく。

【小企画展概要】
三菱一号館美術館が開催する企画展と同時期に、年3回開催。
会期、開館時間、休館日は企画展に準じます。
小企画展の観覧料は企画展の料金に含まれます。小企画展のみの入場は不可。

長期休館を経て、バージョンアップした三菱一号館美術館。

ホリデーシーズンは、三菱一号館美術館のある「丸の内仲通り」周辺は、煌びやかなイルミネーションが楽しめますよ。

三菱一号館美術館でアートを楽しみ、日が暮れたらイルミネーションを眺めながら街を散策してみては?

Exhibition Information

Ticket Present

本展のチケットを「5組10名様」にプレゼント!
〆切は2024年12月22日まで。
※当選は発送をもって代えさせていただきます。