風刺画/10分でわかるアート
2023年3月29日
能登半島地震発生から1年が経ちました。
また昨年9月には、奥能登地域において豪雨災害が発生しました。
被災した人びとに寄り添い、心を癒し励ますため、東京国立博物館(東京・上野公園)が中心となり、東京所在の各文化施設に呼び掛けて、所蔵する文化財に復興への祈りを込めたメッセージを託す事業が、2025年秋に実施されます。
本事業は、東京所在の美術館・博物館が連携し、本事業趣旨に賛同する各館が自ら選んだ、復興を支援する想いを込めた文化財を石川県金沢市内各施設で展示する展覧会です。
また能登に生まれた桃山絵画の巨匠・長谷川等伯の国宝「松林図屛風」を題材とした映像コンテンツ事業や教育普及事業を石川県内で開催も予定しています。
数百年の時を重ねて大切に守り伝えられてきた文化財の数々は、自然災害が絶え間なく襲う日本において、時に人びとの安らぎの心を求める強い祈りが込められて造られてきたものです。
そうした想いの詰まった文化財を本事業では、被災者への励ましのメッセージとすることを目指しています。
・石川県立美術館
2025年11月15日(土)~12月21日(日)
【主な出品作品】
・金沢21世紀美術館
2025年12月13日(土)~2026年3月1日(日)
【主な出品作品】
・国立工芸館
2025年12月9日(火)~2026年3月1日(日)
【主な出品作品】
本事業に賛同した東京所在の美術館・博物館から、励ましの想いとメッセージが込められた文化財の出品を受けて展示を構成します。
東京国立博物館からも、同館を代表する文化財を多分野にわたり出品。
詳細は決まり次第、スフマートでも紹介していきます。続報をお楽しみに。