時間の姿を捉える”Tempusgraph”写真家・外山リョウスケの個展7/19より開催【原宿】

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2025年7月16日

時間の姿を捉える”Tempusgraph”写真家・外山リョウスケの個展開催中【原宿】

写真家・アーティストの外⼭リョウスケによる作品展「Tempusgraph ⼆⼗四節氣︓Colors of Time」がGalerie GEEK/ARTにて開催されます。会期は7/19(土)〜8⽉11⽇(⽉/祝)まで。

外山リョウスケは、「時間」「光」をテーマに写真表現を追求する作家です。

自身で生み出した技法”Tempusgraph(テンプスグラフ)”で新しい時間の見方を提示しています。

写真技法”Tempusgraph”

外山氏がテンプスグラフを開発するきっかけとなったのは、約10年前、カメラ・オブスキュラを使って作品を制作していたときのことでした。

たまたまフィルム面が回転したことで、映し出す像そのものに流れる時間を捉えられるのではないかと考えたのだそうです。

カメラ・オブスキュラは、暗い空間に小さな穴を開け、外の景色をその穴を通して反対向きに映し出す装置で、カメラの始まりとも言えるもの。

紀元前から存在したカメラ・オブスキュラから生まれた、時間を捉える新たな技法テンプスグラフ。

”Tempusgraph”の名前も、ラテン語で「暗い部屋」を意味するカメラ・オブスキュラからヒントを得てつけたそうです。

初公開29点!

本展の展示作品は、、“時間の⾊彩”をテーマに、⽇本の季節の移ろいを光で視覚化した「⼆⼗四節氣」シリーズが初公開。

外山氏が住む地域の自然が撮影されているそうです。


Tempusgraphを用いて撮影された「二十四節氣」シリーズ

同時開催も

テンプスグラフ技法とそのプロセスを展⽰する「Tempusgraph︓拡張する写真の地平」も合同開催中です。

こちらはすでに開催中、9⽉15⽇(⽉/祝)までが会期となります。

まずは時間の色彩を楽しんだ後、そのプロセスについて知ってみてはいかがでしょうか。

「Tempusgraph︓拡張する写真の地平」

⾦・⼟・⽇・祝 13:00-19:00
休館⽇︓⽉・⽕・⽔・⽊
⼊場料︓無料
会場︓東條會館写真研究所
住所︓東京都千代⽥区麹町 1-6-12
URL︓https://www.tojo.co.jp/photo_lab