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2025年8月14日
(左から)ブルーシープ 草刈大介、書店店主/キャラクタープロデューサー 夢眠ねむ、三菱一号館美術館 学芸グループ長、前・国立西洋美術館 学芸課長 渡辺晋輔、ブルーシープ 永岡綾
2025年8月20日(水)に、国立西洋美術館を題材とした絵本『森のはずれの美術館の話』が発売されます。
文章は、小説『西の魔女が死んだ』などで知られる作家の梨木香歩、絵は絵本「リサとガスパール」シリーズでお馴染みの画家ゲオルグ・ハレンスレーベンが手がけました。
© 国立西洋美術館
本書の題材となっている国立西洋美術館は、西洋美術専門の美術館です。
フランス政府より寄贈返還された「松方コレクション」を基礎に、主にルネサンスから20世紀半ばまでの西洋の絵画、彫刻、版画、素描などを所蔵。
モネやルノワール、ピカソなど、一度は耳にしたことのある作家の作品が並び、西洋美術の流れを展望できる美術館です。
『森のはずれの美術館の話』表紙
『森のはずれの美術館の話』は、絵本としては珍しい2部で構成されています。
第1部は「電車に乗って美術館にきた ある母子の話」です。
ある日、美術館にきた男の子がお母さんとはぐれてしまうところから物語ははじまります。
そして男の子は、あひると印象的な瞳の女の子、謎めいた紳士と出会います。
彼らに導かれ、やがて男のは一枚の絵と出会い・・・美術館の中で起る不思議な体験が楽しめる内容になっています。
第2部「西洋美術館クロニクル」は、大人の読者に向けたエピローグとして楽しめます。
遥か東の国に、西洋絵画を展示する美術館が生まれるまでの歴史を、ファンタジーと現実が交錯する詩的な語り口で絵がkれています。
本書の編集を担当した永岡綾氏は、8月4日の記者発表会でこの2部構成にした理由について以下のように話しました。
絵本では珍しい2部構成を採用した『森のはずれの美術館の話』のことを私たちは、イギリスのお菓子トライフルと呼んでいました。
トライフルは、カスタードクリームやスポンジケーキ、フルーツを層状に重ねたお菓子です。
フルーツだけ食べてもよし、クリームとケーキを合わせて食べても良し。そんな自由な食べ方ができるトライフルは、この絵本にぴったりです。
最初は絵だけを楽しみ、少し大きくなったら文章と絵を、そして何年か経って絵本を思い出したときに2部を読んでもらう。
人生の中で長く楽しめる絵本であってほしいという願いもあります。
森岡書店
本書の先行販売と出版記念展を、「一冊の本を売る書店」として知られる銀座・森岡書店で開催します。
展覧会では、パリ在住のゲオルグ・ハレンスレーベンが描いた絵本原画を展示。
制作過程のスケッチも特別に公開します。
また、写真家の木村和平が撮り下ろした国立西洋美術館の写真も展示します。
会場では、『森のはずれの美術館の話』を一般発売に先駆けて販売。
100冊限定で、梨木とゲオルグの直筆サインつき絵本も販売します。
(左)《あひるの子》のぬいぐるみ 2,640円(税込)
さらに、国立西洋美術館の人気作品、ジョン・エヴァレット・ミレイの《あひるの子》に登場するあひるのぬいぐるみも初披露!
こちらも購入可能です。絵本と一緒にプレゼントするのにも最適ですよ。
会期:2025年8月4日~8日
時間:8月4日 15:00~19:00、5日~7日 13:00~19:00、8日 13:00~20:00
会場:森岡書店 入場無料
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座1-28-15 鈴木ビル1階
公式サイト:https://bluesheep.jp/projects/morinohazure_morioka/
(左)国立西洋美術館 限定版
価格:2,200円(税込)
販売スケジュール
・8月5日 国立西洋美術館ミュージアムショップにて先行販売
・8月20日 全国の一般書店で販売開始
国立西洋美術館 限定特典
表紙「夜」版に加え、特別仕様の「昼」版も販売
館 名:国立西洋美術館
所在地:〒110-0007 東京都台東区上野公園7-7
開館時間:9:30~17:30/金・土曜日 9:30~20:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(祝休日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始
URL:https://www.nmwa.go.jp/