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2024年11月1日
ちはやふる展/松屋銀座
『ちはやふる』(2007年から「BE・LOVE」で連載中/講談社)は、「競技かるた」を題材とした、漫画家・末次由紀の少女漫画作品です。
読者をひきこむ情熱的なストーリーは、多方面から高い評価を受け、3期にわたるアニメ化のほか、豪華俳優陣による実写映画化、長期連載も相まって何世代にも及ぶファンに愛読されてきました。
そんな『ちはやふる』の青春ストーリーを、500点以上原画で一挙に振り返る展覧会が、松屋銀座で開催中です。
©末次由紀/講談社
本展では、展覧会のために描き下ろしをはじめ、初公開のカラー原画も登場。
貴重な設定資料や調査メモに加え、制作風景や作者が作品にかける思いを語った映像などを通して、作品創作の裏側も紹介します。
※展覧会詳細はこちら
『ちはやふる』の作者・末次由紀は、1992年に『太陽のロマンス』で第14回なかよし新人まんが賞佳作を受賞、同作品が「なかよし増刊」(講談社)に掲載されてデビューしました。
2007年から「BE・LOVE」(講談社)で『ちはやふる』の連載を開始。2009年に同作で第2回マンガ大賞2009年を受賞するとともに、「このマンガがすごい!2010」(宝島社)オンナ編で第1位となり、注目を集めます。
また、2011年には『ちはやふる』で第35回講談社漫画賞少女部門を受賞。単行本は、2021年9月現在47巻まで発売し、シリーズ累計2700万部を突破しました。
そんな『ちはやふる』は現在、主人公・綾瀬千早がクイーン戦という最終決戦の局面を迎え、物語もいよいよ完結へ向かっています。
『ちはやふる』第一首(第1話)の冒頭は、高校3年生のクイーン戦という、クライマックスを予感させる印象的なシーンから一気に小学6年生時代までさかのぼる、ユニークな構成で物語が始まります。
本展では、500点以上の原画をストーリー順に展示。メインの登場人物である千早、太一、新の3人の成長を原画で振り返ります。
©末次由紀/講談社
また、登場人物のなかでもひときわ個性的で、異彩を放つクイーン位の若宮詩暢と、名人位の周防久志の華々しく絶対王者として君臨する強さなどについても紹介。作品のファンの方はもちろん、これから初めて『ちはやふる』に触れる方も楽しめる展示内容になっています。
©末次由紀/講談社
原画のほかにも本展では、『ちはやふる』のネームノートや百人一首について調べてまとめた創作資料も、あわせて展示しています。
物語が生まれる背景も、じっくりと観覧できる貴重な機会をお見逃しなく。
©末次由紀/講談社
展覧会会場に併設されたミュージアムショップでは、本展オリジナルグッズが多数販売されています。
本記事でもその一部を紹介します!
©末次由紀/講談社
こちらは、『ちはやふる』に登場するマスコットキャラクター、ダディベアとスノー丸のぬいぐるみです。
ダディベアは、主人公・千早お気に入りのマスコットキャラクターであり、スノー丸はクイーン・詩暢が愛してやまない、関西限定キャラクターだそう!
ペアで揃えて、おうちに飾ってみてはいかがでしょうか。
©末次由紀/講談社
御朱印帳など、本展でしか手に入らない限定グッズも目白押しです。美しいカラー原画を使用した和歌絵札は、切手を貼るとお手紙としても使えますよ! 新年のご挨拶に、こちらもいかがでしょうか。
また、会場で展示されている小倉百人一首もこちらで購入可能! 展示を観て、競技かるたに興味を持った方はお正月に家族や友人を誘って、かるた大会を開いてみては?
※グッズコーナーへの入場は展覧会への入場券が必要です。再入場不可。
※グッズは数量限定のため、品切れとなる場合があります。そのた詳しい情報は展覧会公式サイトをご確認ください。
展覧会をさらに楽しめる、音声ガイドも販売されています。
音声ガイドを担当するのは、千早と太一の声優、瀬戸麻沙美さんと宮野真守さんです。
『ちはやふる』のストーリーや作品の魅力を千早と太一の声で振り返れる音声ガイドになっていますよ!
※巡回会場での販売は未定。
©末次由紀/講談社
千早、太一、新の3人と、個性豊かなライバルたちの「競技かるた」をめぐる友情と戦いを描く『ちはやふる』。クライマックスに突入し、ますます盛り上がりを見せています。
多くの読者を魅了する『ちはやふる』の世界を、500点以上の原画で振り返る大規模な展覧会をお見逃しなく!
なお、本展の休館日は1月1日のみ。年末年始も開館される展覧会ですので、お近くの方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
また、東京展終了後、北九州市漫画ミュージアムなど、約2年にわたり全国を巡回する予定です。詳しくは、展覧会公式サイトをご確認ください。