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芸術家たちの南仏

アンリ・マティス《ミモザ》1949年 切り紙絵(コラージュ)151.3×93 cm 公益財団法人池田20世紀美術館

キスリング《風景、パリーニース間の汽車》1926年 油彩、カンヴァス 80.7×100.2 cm ポーラ美術館

アンドレ・ドラン《パノラマ(プロヴァンス風景)》1930年頃 油彩、カンヴァス 80×179 cm ひろしま美術館

ポール・セザンヌ《マルセイユ湾、レスタック近郊のサンタンリ村を望む》1877–79年 油彩、カンヴァス 64.5×80.2 cm 吉野石膏コレクション(山形美術館に寄託)

アンリ・マティス《待つ》1921–22年 油彩、カンヴァス 61×50 cm 愛知県美術館

ソニア・ドローネー《色彩のリズム》1953年 油彩、カンヴァス 100×220 cm ふくやま美術館 DR

フェルナン・レジェ《コンポジション》1952年 陶板レリーフ 44.4×34 cm 公益財団法人大川美術館

南仏は、かつて芸術家が景勝地や巨匠たちの作品を求めてパリからイタリアへ留学や旅行する際などの中継地とみなされていました。しかし19世紀末以降、ヴァンスやニース、マルセイユをはじめ、多くの芸術家たちがその地を制作の場として選んだのです。
地中海や山々に囲まれた豊かな自然、そしてまばゆい光は芸術家たちを惹きつけ、ときには陶芸などその地に根差す伝統的な技法が創作意欲を刺激することもありました。終焉の地として根を下ろした者たちが、壁画や礼拝堂など集大成ともいえる大仕事を手がけたことも知られています。一方で、戦中には敵性外国人として収容された者たちや、港を目指した他国への亡命者が、作品を生み出した場であったことも忘れてはなりません。
本展では、20世紀において芸術が展開した場としての南仏に注目し、その地で広がりをみせた交流や、表現あるいは技法について、国内の美術館などが所蔵する約30作家の作品と関連資料およそ150点を通してご紹介します。

Event Information

展覧会名
芸術家たちの南仏
開催期間
2023年3月11日~6月18日 終了しました
開館時間
09:30~17:00
(最終入館時間 16:30)
休館日
月曜日
入館料

一般 1,800円、学生・65 歳以上 1,600円、高校生以下 無料
※障害者手帳をお持ちの方と付き添い1名 無料

公式サイト
https://kawamura-museum.dic.co.jp/art/exhibition-past/2023/nanfutsu/
お問い合わせ

050-5541-8600(ハローダイヤル)

Venue Information

会場
DIC川村記念美術館
主催
DIC株式会社