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特別展「毒」
「毒」は基本的にヒトを含む生物に害を与える物質として理解されています。しかし、毒のなかには単に毒にとどまらず、薬効をもつものもあります。私たちは、天然に存在する「生物に何らかの作用を与える物質」のうち、人間にプラスに働くものを薬、マイナスに働くものを毒と呼んでいるのです。つまり毒とは多様で複雑な自然界を理解し、利用するために人間が作り出した概念と考えることができます。人体に有用なものでも、取りすぎると毒になることがあります。また、アレルギー反応にみられるように、感受性の高低によっても毒性は異なります。
本展では動物、植物、菌類、そして鉱物や人工毒など、自然界のあらゆるところに存在する毒について、動物学、植物学、地学、人類学、理工学の各研究分野のスペシャリストが徹底的に掘り下げ、それぞれの視点で解説していきます。毒をテーマにした特別展は、年齢・性別を問わず多くの皆様に興味を持ってご覧いただけます。自然界、そして人間の社会にはさまざまな毒が存在します。毒とそれに関わる生物との関係を知ることは、自然界の神秘と驚きに満ちた一面を知ると共に、現代社会を生きるうえで大きな助けとなると考えています。
※新型コロナウイルス感染症の状況により、会期等予定を変更する場合があります。最新の情報は展覧会HP等をご確認ください。
Event Information
- 展覧会名
- 特別展「毒」
- 開催期間
- 2023年3月18日~5月28日 終了しました
- 開館時間
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09:30~17:00
(入場は16:30まで)
- 休館日
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月曜日 (ただし、3月27日、4月3日、5月1日は除く)
- 入館料
大人1,800円(1,600円)/高大生1,500円(1,300円)/小中生700円(500円)
※( )内は前売および20名以上の団体料金
※未就学児は無料
※障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料(要証明)
※高大生は要学生証
※上記特別展料金で、大阪市立自然史博物館常設展も入場可能(当日限り)
※チケットのキャンセル・券種変更・払戻し・再発行は致しません。再入場はできません。
※会場内の混雑等により、ご入場をお待ちいただく場合があります。
※前売券は2023年3月17日(金)まで販売。
- お問い合わせ
Venue Information
- 主催
- 大阪市立自然史博物館、読売新聞社、関西テレビ放送