終了

名作展

1963→2023 龍子記念館開館60年の歩み

川端龍子《源義経(ジンギスカン)》1938年、大田区立龍子記念館蔵

川端龍子《獺祭》1949年、大田区立龍子記念館蔵

川端龍子《爆弾散華》1945年、大田区立龍子記念館蔵

龍子記念館は、1963年6月6日に開館しました。その日は、日本画家・川端龍子(かわばたりゅうし、1885-1966)が78歳を迎える誕生日でもありました。開館初日には、「早朝に自身でテープを切って御待ち致します」と予告し、弟子たちにテープカットの準備までさせていたものの、龍子は予定時間の「十分前にはさっさとテープを切りカメラマンを戸惑わせた」といった微笑ましいエピソードがあります。龍子記念館は、この定刻前のテープカットから、今年で60年を迎えます。

記念館の開館後、龍子の生前のうちには、当時およそ150点あった所蔵作品から、6回の展覧会が開催されたことが『龍子記念館 列品目録』に記されています。本展では、1963年の開館時に展示された「義経=ジンギスカン説」を作品化した《源義経(ジンギスカン)》(1938年)、中尊寺金色堂のミイラを描いた《夢》(1951年)や、1964年の第二回、第三回展で展示された龍子のユーモアあふれる《獺祭》(1949年)、京都・南禅寺を取材した際の様子を大画面に表した《虎の間》(1947年)等を展示し、さらに記念館にのこされた関連資料を通じて、記念館の開館60年の歩みを振り返ります。

Event Information

展覧会名
名作展
1963→2023 龍子記念館開館60年の歩み
開催期間
2023年4月2日~7月2日 終了しました
開館時間
09:00~16:30
※入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日 (祝日の場合は開館し、その翌日に休館)
入館料

一般200円 中学生以下100
※65歳以上(要証明)、未就学児及び障がい者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料

公式サイト
https://www.ota-bunka.or.jp/facilities/ryushi
お問い合わせ

050-5541-8600

Venue Information

会場
大田区立龍子記念館
龍子公園のご案内

10:00、11:00、14:00
※上記のお時間に開門し、30分の間、自由にご見学いただけます。

ギャラリートーク

開催日:4月30日(日)、5月5日(金・祝)、5月28日(日)、6月25日(日)
各日11:30、13:00から40分程度
事前申込制・各回定員25名(先着順)
当館へお電話(03-3772-0680)にてお申込みいただけます。
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