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MAU M&L コレクション:絵画のアベセデール
武蔵野美術大学 美術館・図書館は大学に属する美術館として、教育・研究に資することをひとつの目的としながら、半世紀以上にわたり活動を続けてきました。そのなかで集められた作品群、とりわけ約440点からなる絵画コレクションは、教員や卒業生、その影響関係にある作家によるものが多くを占め、武蔵野美術大学の教育の幅広い射程を示すかのように、多彩な様相を見せています。
タイトルにある「アベセデール」は仏語でABCD、入門書という意味を併せ持ちます。本展は、入門書として絵画の本質を広範に拾い上げることはかないませんが、AはAtelier(アトリエ)、BはBalance(均衡)、CはCouleur(色彩)など、絵画を語り、思考するためのいくつものキーワードによって、当館のコレクションを紹介するものです。
あらかじめ定められたAからZの音素の連なりにその流れを委ねながら、作品と向き合うための視点、いわば思考の起点となるヴァリエーションを提示すること、それこそが本展の意図するところといえます。絵画を語るためのいくつもの糸口を探る試みが、コレクションの新たな魅力と、絵画の持つ豊かな世界を実感する機会となることでしょう。
Event Information
- 展覧会名
- MAU M&L コレクション:絵画のアベセデール
- 開催期間
- 2023年6月1日~7月2日 終了しました
- 開館時間
-
11:00~19:00
(土・日曜日、祝日は10:00~17:00)
- 休館日
- 水曜日
- 入館料
無料
- お問い合わせ
-
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Venue Information
- 主催
- 武蔵野美術大学 美術館・図書館
- 同時期開催
若林奮 森のはずれ
会期:2023年6月1日~8月13日
会場:武蔵野美術大学 美術館・図書館 美術館展示室2・4・5、アトリウム1・2