いきもののかたち　ビュフェの“自然誌博物館”

虫が大好きな少年だったベルナール・ビュフェ。画家になろうと決意したのも、自然科学の先生がビュフェの描いたトンボの絵をほめてくれたのがきっかけ。この展覧会では、ビュフェが描いたさまざまな生きものの作品が大集合します！

少年時代から大好きだったトンボやチョウをはじめ、鳥、魚、カニ、カエルや哺乳類、骨格標本まで、実にいろいろな生きものを描いたビュフェ。ビュフェが夢中になったのは、生きものたちの「かたち」です。
ビュフェの生きものたちは、写真のように本物そっくり…ではありません。それぞれの生きもののかたちの美しさ、おもしろさを、ビュフェのスタイルで誇張し、空想もまじえて描いています。

本展では、ふじのくに地球環境史ミュージアムから昆虫や鳥、魚などの標本もやってきます。ビュフェの生きものたちと実物の標本たちをじっくり見比べて、ビュフェが魅了されたいきもののかたちをお楽しみください。