これから開催

歌川国芳展

歌川国芳《鏡面シリーズ 猫と遊ぶ娘》 弘化2年(1845)頃

歌川国芳《「美盾八競 晴嵐」宮本無三四》弘化2–3年(1845–46)頃

歌川国芳《遊女道中図》 嘉永元–3年(1848–50)頃

江戸末期の浮世絵師、歌川国芳(1797–1861)は、奇抜なアイデアや斬新なデザインで名高く、国内外で高い人気を誇ります。30代前半に「通俗水滸伝豪傑百八人之一個(壱人)」シリーズで世に出て以来、武者絵を得意とし、3枚続きの大画面も用いてダイナミックに描きました。天保13年(1842)に役者や遊女を描くことが禁止されると、苦境の中でユーモアと機知に富んだ戯画を数多く制作。猫を筆頭に金魚や鳥など様々な動物を登場させた戯画は、国芳作品の魅力の一つとなっています。

本展は国芳展の決定版として、武者絵や戯画をはじめ、遠近法や陰影など洋風表現を取り入れた風景画、美人絵や子ども絵など、幅広い画題の浮世絵版画に貴重な肉筆画を加え、約300点を展示。国芳の魅力を余さず伝えます。

※会期中展示替えあり

Event Information

展覧会名
歌川国芳展
開催期間
2024年12月21日~2025年2月24日
入館料

未定

公式サイト
https://nakka-art.jp/
お問い合わせ

06-4301-7285(大阪市総合コールセンター)

Venue Information

会場
大阪中之島美術館 4階展示室
主催
大阪中之島美術館、読売新聞社