終了
昭和モダーン、モザイクのいろどり
板谷梅樹の世界
昭和時代、モダーンなモザイク作品で人々を魅了した板谷梅樹(いたや・うめき、1907-1963)という作家をご存知ですか。モザイク画は陶片などのかけらを寄せあわせ、絵や模様を生み出すもので、19世紀末のアール・ヌーヴォーの流行と共に欧米から日本に伝わりました。
梅樹は、ステンドグラスに惹かれ、近代陶芸の巨匠であった父・波山(1872-1963)が砕いた陶片の美しさに魅了され、モザイク画を発表します。代表作は、旧日本劇場一階玄関ホールの巨大なモザイク壁画で、陶片の色彩を活かした壮大なモザイク壁画は、当時の人々を驚嘆させたに違いありません。帝国美術院展覧会(帝展)をはじめ公募展にモザイク額などを発表した梅樹は、モザイク作家として活躍しました。
本展では、梅樹が手掛けたエキゾチックなモザイク額、美しい飾筥やペンダントヘッドなどの愛らしい装飾品を通して、板谷梅樹の人となりに迫ります。
Event Information
- 展覧会名
-
昭和モダーン、モザイクのいろどり
板谷梅樹の世界
- 開催期間
- 2024年8月31日~9月29日 終了しました
- 開館時間
-
11:00~18:00
※金曜日は19:00まで
※入館はそれぞれ閉館の30分前まで
- 休館日
-
月曜日 (祝日の場合は翌平日)
- 入館料
一般 1,200円(1,000円)、800円(700円)
※( )内は20名以上の団体料金
※障害者手帳等をご呈示の方は本人とその同伴者1名は無料
- お問い合わせ
Venue Information
- 会場
- 泉屋博古館東京
- 巡回情報
板谷波山記念館
会期:2024年4月20日~6月23日