これから開催

オタケ・インパクト

越堂・竹坡・国観、尾竹三兄弟の日本画アナキズム

尾竹越堂《漁礁問答》大正5年(1916) 個人蔵

尾竹竹坡《九官鳥》明治45年(1911) 個人蔵

尾竹国観《人物図》明治30年代 泉屋博古館東京

かつて、官展や巽画会等を舞台に輝かしい活躍を見せた三兄弟の画家がいました。

新潟県に生まれた尾竹越堂(おたけ・えつどう1868~1931)、竹坡(ちくは1878~1936)、国観(こっかん1880~1945)の三兄弟は、文部省美術展覧会をはじめ、明治から昭和にかけて様々な展覧会で成功を収め、まさに「展覧会の申し子」として近代日本画史にその名を残しました。しかしながら、時に実験的ともいえるラディカルな制作を試み、また破天荒な生き方を貫いた尾竹三兄弟は毀誉褒貶にさらされ、これまでの美術史の語りからは見過ごされてきました。

本展は、東京で尾竹三兄弟を紹介する初めての展覧会です。彼らの重要作をはじめ、多数の新出作品や未公開資料から、知られざる尾竹三兄弟の人と作品を紹介します。また尾竹三兄弟は、住友家第15代当主・住友吉左衞門友純(号:春翠)と親交を結んだことから、その交流についても紹介します。そして展覧会制度のなかで躍動した三兄弟の作品を一堂に会すことで、日本画の豊かな展開と展覧会芸術の到達点をご覧いただきます(泉屋博古館東京のみ開催)。

Event Information

展覧会名
オタケ・インパクト
越堂・竹坡・国観、尾竹三兄弟の日本画アナキズム
開催期間
2024年10月19日~12月15日
開館時間
11:00~18:00
※金曜日は19:00まで
※入館はそれぞれ閉館の30分前まで
休館日
月曜日 (祝日の場合は翌平日)
入館料

一般 1,200円(1,000円)、800円(700円)

※( )内は20名以上の団体料金

※障害者手帳等をご呈示の方は本人とその同伴者1名は無料

公式サイト
https://sen-oku.or.jp/tokyo/
お問い合わせ

050-5541-8600(ハローダイヤル)

Venue Information