これから開催

ベル・エポック ―美しき時代展

パリに集った芸術家たち

ジュール・シェレ《ムーラン・ルージュ》
1889年
デイヴィッド・E.ワイズマン&ジャクリーヌ・E.マイケル蔵
© Christopher Fay

「ベル・エポック」、それは、19世紀末から1914年頃までのパリが芸術的にもっとも華やいだ時代を指します。本展では、ベル・エポック期からアール・デコ(1920~1930年代)に至る時代の美術工芸のみならず、舞台、音楽、文学、モード、科学技術などさまざまなジャンルにおいて花開いた文化の有り様を重層的に紹介します。

展示は、ロートレックやスタンランといった芸術家たちが集ったモンマルトル界隈のカフェ・コンセールなど、当時のパリの活気を伝える情景や人々を描いた作品とともに、流行の先端をいく服飾作品、文学や科学の分野の貴重書などによって構成され、フランス本国及び日本国内の作品が集結します。

本企画の着想源のひとつにベル・エポック期のパリを舞台にしたアニメ映画「ディリリとパリの時間旅行」(監督:ミッシェル・オスロ、仏・独・白2018)があります。映画で描写された当時の女性たちの活躍や、成長する都市の影の部分にも注目し、ベル・エポック期を現代的な視点からも見つめ直します。

Event Information

展覧会名
ベル・エポック ―美しき時代展
パリに集った芸術家たち
開催期間
2024年10月5日~12月15日
入館料

未定

公式サイト
https://panasonic.co.jp/ew/museum/
お問い合わせ

050-5541-8600

Venue Information

会場
パナソニック汐留美術館
主催
パナソニック汐留美術館