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殿さまのスケッチブック
日本の博物学は、中国の薬学・博物学である「本草学」に学びながら発展し、18世紀には「博物趣味」に熱中する大名が多く現れました。細川家熊本藩6代藩主の重賢(しげかた、1720-85)は、その先駆けとされています。重賢は、熊本藩の藩政改革、産業奨励、藩校時習館の設立などを行って「肥後の鳳凰」と称される一方、動物、昆虫、植物など様々な博物図譜を残しました。驚くほど細かく書きこまれた図譜からは、カメラなどがない時代の自然に対するひたむきな情熱と好奇心が感じられます。本展では、細川家の殿さまが見た様々な「リアル」を「殿さまのスケッチブック」として紹介します。
※会期中、一部場面替えをいたします。
前期 4月27日~5月26日、後期 5月28日~6月23日
Event Information
- 展覧会名
- 殿さまのスケッチブック
- 開催期間
- 2024年4月27日~6月23日 終了しました
- 開館時間
-
10:00~16:30
(入館は16:00まで)
- 休館日
-
月曜日 (ただし、4月29日、5月6日は開館)、4月30日、5月7日
- 入館料
一般:1000円、シニア(70歳以上):800円、大学・高校生:500円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
- お問い合わせ
Venue Information
- 会場
- 永青文庫