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力石咲 滞在制作・展示「ファイバー! サバイバー! ここにある術」

《Emotional Support 7》2022年 撮影:竹村直

《力石咲のワイルドライフ》2020年
「MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館」展示風景
撮影:忽那光一郎

力石 咲はこれまで、ものや人、まちとの「つながり」に関心を注ぎ、編むことをコミュニケーションのメディアとした作品を多く手がけてきました。しかし、近年の不確実な世界情勢を目の当たりにして、ふたたび自分自身と関わることへと立ち戻り、異なるつながり方を見出そうとします。

「この世界に糸と自分だけになったら、どうやって生き延びるか」。これは、力石が新たに掲げるテーマです。力石にとって、繊維はもはや単なる作品の材料ではなく、なじみ深く、自らの生存をも確実に支えるものといえます。糸はどんなときも力石の手にあり、たしかにここにある術(すべ)なのです。

本プログラムでは、このテーマのもと、力石が時には来場者と交わりながら、「残糸」を用いて作品を制作、展示を行い、最終日には作品をほどくパフォーマンスを行います。また会期中にはワークショップやアーティスト・トークなどの関連イベントも開催します。

「この世界に糸と自分だけになる」ことを、まず一緒に想像することから始め、繊維がつむぐ自分や他者、世界とのつながりを見つけてみませんか。

滞在制作:11月11日(土)~12月14日(木)
展示:12月16日(土)~12月24日(日)
※滞在制作期間中も、会場をご覧いただけます。ただし、作家がいない日や時間があります。

Event Information

展覧会名
力石咲 滞在制作・展示「ファイバー! サバイバー! ここにある術」
開催期間
2023年11月11日~12月24日 終了しました
開館時間
11:00~19:00
休館日
月曜日, 12月15日
入館料

無料

公式サイト
https://inclusion-art.jp/s/FiberSurvivor
お問い合わせ

03-5422-3151

Venue Information

会場
東京都渋谷公園通りギャラリー 交流スペース
主催
(公財)東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 東京都渋谷公園通りギャラリー