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開館50周年記念展
ベルナール・ビュフェ 偉才の行方
ベルナール・ビュフェ(1928-1999)は、黒い輪郭線とモノトーンに近い色づかいで、1940年代後半に独自のスタイルを確立しました。彼の絵画は、見る人に驚き、不安、ショックを与えるだけでなく、第二次世界大戦で疲弊したフランス人の心を見事に映し出していると称讃されました。ビュフェはピカソに比肩する逸材と評され、その人気と名声は、1950年代末にピークを迎えることになります。しかし1960年代になるとビュフェの評価は一変。俗っぽい題材の選択や、時流に逆行する具象絵画へのこだわりが非難の的となり、彼はパリの美術界から排除されていきました。
しかし1980年代になると、ビュフェの才能を称讃する声が再び聞こえ始めます。彼の芸術の真価を問い直そうとする動きが出てきたのです。そして2016年、長らく封印されていた全生涯にわたる回顧展がパリで開催されました。2020年代の今は、まさに「ビュフェ・リバイバルの時代」となっています。
開館50周年を記念する本展では、1940 年代から最晩年にいたるビュフェ作品を通じて、20世紀最大のフランス人画家のひとりと言われたビュフェの偉才を再考します。
Event Information
- 展覧会名
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開館50周年記念展
ベルナール・ビュフェ 偉才の行方
- 開催期間
- 2023年11月25日~2024年11月24日
- 開館時間
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10:00~17:00
11月~2月は、10:00~16:30
※入館は閉館の30分前まで
- 休館日
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水曜日, 木曜日 (祝日の場合は開館し、金曜日を休館)
年末年始:12月25日~1月1日
年始特別開館:1月2日、3日、4日
※開館情報は美術館公式サイトをご確認ください
- 入館料
大人1,500円(1,400円)、高・大学生750円(650円)、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
- お問い合わせ
Venue Information
- 主催
- ベルナール・ビュフェ美術館、静岡新聞社・静岡放送