終了

企画展「魅惑の朝鮮陶磁」

特別企画「謎解き奥高麗茶碗」

重要文化財 青磁蓮華唐草文浄瓶
朝鮮・高麗時代 12世紀 根津美術館蔵

粉青牡丹文厨子
朝鮮・朝鮮時代 15世紀 根津美術館蔵

御本立鶴茶碗
朝鮮・朝鮮時代 17世紀 根津美術館蔵

奥高麗茶碗 銘 福寿草
日本・江戸時代 17世紀 根津美術館蔵

奥高麗茶碗 銘 二見
日本・桃山~江戸時代 16~17世紀 個人蔵

展示室1:企画展「魅惑の朝鮮陶磁」
古くから日本の陶磁器に強い影響を与え、また日本人が愛好してきた朝鮮陶磁。深い灰青色が優美な12世紀の高麗青磁や、16・17世紀の茶人たちの人気を集めた高麗茶碗、そして日本の陶磁器愛好家たちがこぞって蒐集した15~18世紀の粉青と白磁まで、美しさと清らかさ、そして質朴な強さを合わせ持っています。本展覧会は、主に館蔵品で朝鮮陶磁の歴史を概観し、その魅力を見つめ直すものです。魅惑的な朝鮮陶磁の世界に、あなたもひたってみませんか。

展示室2:特別企画「謎解き奥高麗茶碗」
奥高麗茶碗は、九州肥前地方、現在の佐賀県唐津市周辺で焼かれた、朝鮮陶磁の高麗茶碗を写した茶碗です。江戸時代後期から茶の湯の世界で賞玩され、戦後の古唐津ブームの中で鑑賞の世界でも高く評価されてきました。しかし、その名前や窯の場所、何が「奥高麗」なのか、など、多くの謎が残されています。 展示室1の朝鮮陶磁、なかでも「奥高麗」の手本となった高麗茶碗の展示に続き、ここでは奥高麗茶碗の成立を、その特徴から「唐津焼の茶の湯の茶碗」として提示することで解明を試みました。謎を解くことができたのか、ご覧いただければ幸甚です。

Event Information

展覧会名
企画展「魅惑の朝鮮陶磁」
特別企画「謎解き奥高麗茶碗」
開催期間
2024年2月10日~3月26日 終了しました
開館時間
10:00~17:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日 ※ただし2月12日(月・振休)は開館、翌13日(火)休館
入館料

一般 1300円(1100円)、学生 1000円(800円)
※オンライン日時指定予約制を導入しています。
※( )内は障害者手帳提示者及び同伴者1名の料金。
※中学生以下は無料。
※当日券(一般1400円、学生1100円)も販売しております。
(ご予約の方を優先してご案内いたします。当日券の方は少々お待ちいただくことがあります。混雑状況によっては当日券を販売しないことがあります。)
※2024年2月6日(火)より根津美術館ホームページで予約開始。
※ご予約は1グループ10名まで。

公式サイト
https://www.nezu-muse.or.jp/
お問い合わせ

03-3400-2536

Venue Information

会場
根津美術館
主催
根津美術館