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ハレーション HALATION

スイス、ドイツ、中国、日本の7人の作家による展覧会。絵画、立体、織り、カービング、インスタレーションなどの作品が揃います。

彩度が高く明度差の小さい色同士が隣り合うと、境界が激しくぶつかり合い、視認性が落ちる。色彩において、これをハレーションと呼ぶ。昨今では、ミスやトラブルで周囲に悪影響をもたらす言葉として、ビジネスパーソンが使うそうだ。ネガティブな意味合いが強い言葉だが、視覚表現においては、ときに強いインパクトを与え、その効果を超える鮮やかさを放つこともある。
ハレーションは、関係性や境界が決め手となり、単体では起こりえない。また、条件が揃わなければ起きることはない。起きたところで、それがネガティブに転ぶか、ポジティブに弾むかは、未知である。
多様性の声が高まる現代社会では、異なる特徴によって境界を押しひろげ、個の鮮やかさを互いに認め合いつつある。しかし、皮肉にも明るさの階調は一様に沈み社会的なハレーションを起こしている、と言ったら言い過ぎだろうか。
本展を構成する作品は、それぞれ制作意図も異なり、形態も様々だ。展示空間において物質的に接することはないが、互いの作品の領有権をめぐり空中戦を繰り広げることになるだろう。そこでネガティブなハレーションを起こすのか、それとも鮮やかに響きあうのか、はたまた何も起こさない陳列作品展になるか。目撃されたい。

作家:Leonardo Bürgi Tenorio、Lino Meister、単 璐薇、油井 瑞樹、Axel Töpfer、Dodor、東亭 順
企画/文:不二七

Event Information

展覧会名
ハレーション HALATION
開催期間
2024年3月23日~3月24日 終了しました
開館時間
14:00~18:00
オープニングライブパフォーマンス
3月23日 19:00- alcoholiqueuliquor
入館料

無料

公式サイト
https://www.junazumatei.com/

Venue Information