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没後5年 いのちの鼓動を描く―日本画家・堀 文子

《幻の花 ブルーポピー》平成13年(2001)

《妖精(クリオネ)と遊ぶ》平成15年(2003)

《月と猫》昭和25年(1950)頃

堀文子は「花の画家」と呼ばれました。代表作《幻の花 ブルーポピー》は82歳のときの作品です。自らヒマラヤに登り、孤高の佇まいを描き上げました。

堀文子はあくなき探求心で世界中を旅しました。画家として貫いたのは、さまざまな命のかたちを描くことでした。いかなる環境でもたくましく適応する動物、時季に必ず花を咲かせ実る花木、何億年も変わらぬ姿で生き続ける微生物…。それらの姿に畏敬の念と人智を超えた美しさを見出し、表現してきました。

本展は、堀文子の没後5年を機縁とした回顧展です。画業80年の代表作をはじめ、旅先でのスケッチなど約60点を通じて、堀文子が、生きとし生けるものから受けた感動の軌跡を、堀文子自身の言葉とともにたどります。

Event Information

展覧会名
没後5年 いのちの鼓動を描く―日本画家・堀 文子
開催期間
2024年4月20日~6月9日
開館時間
10:00~17:00
(入館の受付は16:30まで)
休館日
木曜日
入館料

一般・大学生 1,100円、小・中・高校生 550円

公式サイト
https://sanobi.or.jp/exhibition/hori-fumiko_2024/
お問い合わせ

055-975-7278

Venue Information

会場
佐野美術館
主催
佐野美術館、三島市、三島市教育委員会、静岡新聞社・静岡放送