終了

【特別展】没後25年記念

東山魁夷と日本の夏

横山大観《夏の海》1952(昭和27)年頃 紙本・彩色 山種美術館

歌川広重《名所江戸百景 大はしあたけの夕立》1857(安政4)年 大判錦絵 山種美術館 (8/14-9/23展示)

川合玉堂《早乙女》1945(昭和20)年 絹本・彩色 山種美術館

上村松園《蛍》1913(大正2)年 絹本・彩色 山種美術館

奥村土牛《水蓮》1955(昭和30)年 絹本・彩色 山種美術館

四季を通じて自然との対話を重ね、さまざまな風景を描いた東山魁夷(1908–1999)。海山の自然から古都の町並みにいたるまで、詩情豊かに表された作品は、没後四半世紀を経た今も人々から愛されています。

このたび山種美術館では、所蔵する魁夷の作品を全点公開し、季節感にあふれた風景画を紹介します。

さらに、浮世絵から近代・現代日本画にいたる夏をテーマにした名品や、涼しさの感じられる優品を選りすぐり、紹介する特別展を開催します。

なかでも注目すべきは、普遍的な日本の海のイメージと伝統的な日本絵画の装飾性が融合した幅9メートル超の大作《満ち来る潮》。皇居新宮殿にある魁夷の代表作と同趣作品を、当館初代館長(山﨑種二) が画家に制作を依頼した逸品です。

また、作家・川端康成の言葉を契機に、魁夷が京都の風情と季節のうつろいを格調高く描いた連作「京洛四季」も見どころの1つです。

本展では、白波の立つダイナミックな海原を表現した《満ち来る潮》を筆頭に、日本の海と銀色の月を描いた横山大観の《夏の海》、青い浴衣姿の女性の一瞬のたたずまいを捉えた上村松園の《蛍》など、目にも涼やかな作品も展示します。

※本文中の作品はすべて山種美術館所蔵

Event Information

展覧会名
【特別展】没後25年記念
東山魁夷と日本の夏
開催期間
2024年7月20日~9月23日 終了しました
開館時間
10:00~17:00
(入館は16:30まで)
休館日
月曜日 (8/12、9/16、9/23は開館、8/13、9/17は休館)
入館料

一般1400円(1200円)、【夏の学割】大学生・高校生500円、中学生以下無料(付添者の同伴が必要です)

※障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)一般1200円(1000円)
※きもの特典:きものでご来館のお客様は、一般200円引きの料金となります。
※複数の割引・特典の併用はできません。
※( )内は前売料金。

公式サイト
https://www.yamatane-museum.jp/
お問い合わせ

050-5541-8600 (ハローダイヤル)

Venue Information

会場
山種美術館
主催
山種美術館、日本経済新聞社